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クローズ就労の私

 大人になってから、自分がミスしたりよくないことをしたりした時に、周囲の人間から、注意してもらえたら叱られたりしてもらえることは貴重なことだ。その上、失敗したからこれっきり、ということもなく新たなチャンスをもらえるというのは大変ありがたいことだと思う。

 私は就活の際にどうしても引け目を感じて自分に手帳があることを言えなかった。その結果が、発達障害と精神障害を公表していないクローズ就労である。

 仮採用の半年間は急に1日8時間週5労働を行い、頑張ったものの休みがちなこともあり、話し合いの結果、「週4に調整してパート勤務にしましょう。体調を戻して、早く正社員に戻ろう。あなたは良い支援者になる(児童福祉の)」と言ってもらえた。

 実際問題クビにならずに、「長く働いてもらいたいから」と私の変化を信じて正社員からパートへ転換したことは、賞与などなくなってしまうのは惜しいものの生活習慣としては適していたと思う。そして今は、日曜日、月曜日、木曜日お休みで、毎週2連勤ずつの週4勤務で何とか頑張れている。

 体力をつけて、いつかは正社員に戻れたらいいな。結婚しているけど、正社員として働き、自立した大人になりたいと思う。

 最近は毎日抑うつとの闘いの中で仕事に行っているけれど、私の職場環境は恵まれていると感じている。お給料は高くないし人手もあまり足りて居ないが、周囲の人たちがとにかく温厚で優しい。この職場を手放してはいけないと私は感じている。みんなに迷惑をかけないように、一生懸命頑張ろう。そして、休める日はしっかり休もう。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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瑠璃
あなたのこと忘れない