日本オーケストラ界に再生の兆し

反田恭平と辻井伸行、今の日本を代表する若手ピアニスト。
この2人が別々に、同じようなことをしています。
若手演奏家を中心に呼びかけて自前のオーケストラを編成!

反田は「Japan National Orchestra」を編成し、今年2月~3月に佐渡裕(指揮者)と日本各地を回る演奏旅行を実行して大成功。
辻井はバイオリニスト三浦文彰と「ARKシンフォニエッタ」を編成し、この6月に連続演奏会の予定。

私は2月に反田&佐渡のコンサートを聴き(ブログご参照:https://note.com/robin_fujiwara/n/ne9804c7f94ee )、若手奏者達がお互いの音をよく聴きながら、溌剌とした素晴らしいアンサンブルを生み出しているのを目撃しました。
メンバーには既存のオケに入っている人(例:荒木奏美:東京交響楽団首席オーボエ)も多いため、演奏会ごとにメンツが変わるようでしたが、それでもアンサンブルの良さは既存するプロのオーケストラを凌いでいると思いました。

どの世界にもあることですが、組織の新陳代謝が進まずに老朽化が進むと組織は衰え、新しい組織が台頭する、これが日本のオーケストラにも起こりつつあるのでは? 有名オケに籍を置き「●●楽団所属」という肩書で生徒を集め教える、というビジネスモデルがいつまで使えるのか??

反田&佐渡の試みが大成功したので、このJNOが更に発展するのは間違いないでしょう。 更に辻井&三浦が成功すれば若手演奏者がこれに続き、クラシック音楽界の新しい息吹となると想像するとワクワクします。

クラシック音楽にご興味のある方は、コチラもご覧ください。
⇒ https://note.com/robin_fujiwara/n/n3efbe939b01d

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