感情をタグ付けできるジャーナルアプリ
ジャーナリングには、「内省」「思考の整理」「一日の焦点を定める」といった効果があります。私自身、紙のノートやさまざまなアプリで試行錯誤を続けてきましたが、最終的にたどり着いたのが 「muute(ミュート)」 です。
1. muuteの魅力
「muute」の大きな特徴は、「ジャーナルを書いた後に感情を選択肢で振り返る」という独自の仕組みです。それまでは、頭の中の思考を数行書いて終わるだけでした。しかし「muute」では、書き終えたあとにその背景にあった感情を選ぶことができます。自由入力欄もあるので、より微妙な感情を表現することも可能です。
2. 感情の波を可視化できる
感情を日々記録することで、自分の状態を客観視できるようになります。
「この日はポジティブに振れていたのか」
「この日はネガティブになりやすかったのか」
など、後から振り返ると、思いのほかアップダウンがあることに気づきます。自分では「だいたいいつも安定している」と思っていても、実はちょっとした波があるかもしれません。
3. Web版が使える安心感
私はスマホでの長文入力が苦手なため、Windows PCでじっくりタイピングできる機能が必要でした。「muute」には有料会員向け(年間5,000円/2024年8月現在)の機能になりますが、Webブラウザからも利用できる仕組みがあります。
4. 思考と感情はセット
人によって様々な意見があると思いますが、私自身は「思考」と「感情」は切り離せないと考えています。むしろ、何も感じないという状態のほうがレアケース。
感情を含めてジャーナルを記録することで、「そういうポジティブな捉え方もあったのか」とか、「ネガティブに考えすぎた理由はここだったんだ」と、新たな気づきを得やすくなります。
5. 何を書けばいいの?
ジャーナルの内容は人それぞれ。
その日の出来事を軽くメモする
ひとつのテーマを数日追いかける
問いかけ本を参考に、回答+理由+感情をセットで書く
など、自由に続けられるのがジャーナリングのよいところです。私は「自分に問いかけをしてくれる本」を活用し、その日の問いに対する答えや考え、そのとき感じていた気持ちをセットで書いています。
6. 「楽しく続ける」ことが大切
ジャーナリングは毎日5〜10分ほど使う行為です。どうせなら楽しんで続けられる形が理想です。
「あ、こんなふうに考えてたんだ!」
「一週間前の自分って、ちょっと違う見方してるな」
と、後から読み返して、ちょっとした発見や驚きに出会えるのがジャーナリングの醍醐味でもあります。
7. まとめ
ジャーナリングを通して、自分が考えていることや感じていることを文字に起こすと、普段は見逃しがちな思いやアイデアが浮かび上がります。
「muute」などのツールを活用しながら、自分ならではのスタイルで続けてみてはいかがでしょうか。小さな積み重ねが、のちの大きな変化に繋がるかもしれません。
muute はジャーナリングに「感情」を加えることで、自己理解を深めやすいアプリ
年間5,000円(2024年8月現在)の有料会員向け機能で、PCからの入力が可能
「思考」と「感情」はセットで考えると、新しい発見が増える
何を書くかは自由。問いかけやテーマを取り入れると効果的
楽しみながら続けることで、発見や気づきがどんどん蓄積される
※筆者はmuuteの運営者や関係者ではありません。今後サービス内容が変更される可能性もあるため、最新情報は公式サイトや記事冒頭のリンクなどをご確認ください。
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