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新しく作ったサイトをGoogleに伝える方法(「クローリングとは何か?(Search Off the Record podcast)」より)
コアアップデートで揺れ動く中 #SOTRpodcast にて、「クローリングとは?」が更新されました。内容がとても有益だったので、いくつかのポイントを抜粋してシェアします。特に【新しくサイトを作成したばかりで、良いコンテンツがあるけど、まだ誰も知らない状況で、何をすべきか?】について会話の内容が有益でした。登場人物はGoogleの@methodeさん、@okaylizziさん、@davewsmartさんです。
■新しいサイトをGoogleに伝える方法
具体的な方法のひとつとして【ソーシャルメディアで、サイトを持っていること人々に知らせ、リンクしてもらうこと】とPodcast内で明言されました。機械的なボットによるリンクなどではない【自然なリンク】の重要性が語られています。自然なリンクによって、サイトへのリンクが存在し、(ソーシャルメディア上の)重要な人物がこのトピックについて話している、という文脈とともに、Googleにリンクを提供することができる、と。
現状、ソーシャルメディアはメディア外へ遷移するリンクを含む投稿を表示しづらくするアルゴリズムが組まれていますが、サイトを認識させ、クローリングのきっかけとするという観点においては、依然として意味があることが述べられています(ただしボット投稿は無効であることには留意。あくまで自然なリンクであるべき)。
また、ホームページ(WEBサイトのインデックスページ)の重要性も改めて語られました。"but for Google, the home page is pretty much always the most important place on the site."
新しいコンテンツの追加はWEBサイト上のホームページ(indexとなるもの)からリンクを設置することを勧める、とも。
インデックスAPIの利用については、本来、求人情報のURLやライブストリーミングビデオといった特定の目的のためだけのものであり、例えAPIを通じてページをプッシュしたとしても、Googleではそれを頻繁に再評価しているため、短ければわずか10分で消えることもある、と。
■サイト/ページの再評価について
サイトの低品質な部分を除去してからクローリングが改善されうることが述べられています。
1つや2つのURLでは大きな違いはないが、サイトの大部分が低品質である場合は、そのセクションを改善することでクローリングの観点で大きな変化をもたらす、と。
これは今回のコアアップデートとともに、更新された「ヘルプフルコンテンツに関するFAQ」における、"Removing unhelpful content might contribute to your other pages performing better."という記載(「役に立たないコンテンツを削除すると、他のページのパフォーマンスが向上しうる。」)と同種の解説になっています。
■Googlebotの性質について
Googlebotの3つの性質も述べられていました。➊フェッチャー、❷コントローラー(フェッチしたページで発見したリンクをサイトマップや他のソースのリンクと統合し、フェッチャーに渡す)、➌スケジューラー(いつ何をフェッチすべきかを管理)。また、Googlebotは「インデックスに関する決定はしない」。
こちらから視聴可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=xVg9LcrSwyQ