縛る力
無縄自縛
縄もないのに、みずからわが身をしばること。迷者は迷いに、悟者はさとりにとらわれて、自由になることのできない状態をいう。
自縄自縛
自分の発言などで自分を縛る。
「縛る」といえば
どちらかというと
不都合なイメージがあるけれど
何も悪いことばかりではない
目的があれば
その効果をわかった上で
当面自分が乗ってもよいかという
舟に自らを縛ることもできる。
しかし、いったん進む先が
異なると見極めれば
即座に自分を自分で縛った
縄をほどけることを知って
おきたい。
うんと小さくなって
縄目をすり抜けたって良いのだ。
若干不思議なのは
「何にも縛られないという決意。」
それ自体縛られている。
自分で何を書いているのか
全くわからない。
そういえば、蛸って骨がないし、色も固定しない。
不思議な生き物だな。