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真摯であることとのバランス

冗談好きで、日本ウソツキクラブ会長を自称し、架空人物・大牟田雄三との共著もある。「うそは常備薬、真実は劇薬」という箴言も残している。

河合隼雄さんのWikipediaより抜粋

「心の処方箋」をはじめとする、人と向き合う河合隼雄さんの書籍を数冊読んだことがある。

真摯な姿に胸をうたれた。
河合隼雄さんのところへ辿り着くまでに、悩みを持った人はずいぶん心が膠着していたりする。

心がほどけていくまで、ただ待っててくれるその感じ。

何も考えずのんきに待っているわけでない。のんきそうに見えて真摯でなければいけないことを知っている。

この反動をどうするのか私は気になった。

普通の人は逆のことをしようとする。

天秤の皿に重りをのせるように釣り合いを取ろうとする。

ところが、お悩み相談を離れた河合隼雄さんの普段の顔は、人を楽しませる冗談を言うことで釣り合いをとっていたようだ。

これは天秤の反対の皿に新たな重りをのせるのではなく、

重りが乗った天秤の皿に、ヘリウム入りの風船を結びつけるようなものであり

私はとてもそれを眩しく感じる。


🎈もいいけど🛸もいいかも
🌈ワクワクがあふれだす🌈


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