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意志を使って自分を操縦する

ヨーガを始めてから頻度は減りましたが、何かの出来事に対して、勝手に嫌なことを想像して、勝手に落ち込んだり、イラッとしてそこにはまってしまうことが未だにあります。


そのようなとき、昔の悪い思考習慣(ぐるぐる同じ思考が回って何も手につかないといったこと)に戻らないように意識を身体に向けて呼吸とともに動かします。


電車の中など人が多いところでは姿勢を正して静かに呼吸をしてお腹の膨らみ具合を感じたり、呼吸に合わせて指を動かして指の感覚に集中する。

人目が気にならないところでは呼吸に合わせて腕をゆっくり上げ下げして関節や筋肉の動きを捉えることに意識を向けます。

そのようにして心の波を鎮めながら自分の感情を観察していると、実は落ち込む気持ち、イライラ感と同時にそこから動きたくないとぐずぐずしている重たい自分もいることに気がつきます。



何もしなくても、少々の不具合は見て見ぬふりをしたり、許容範囲なら我慢をした方が楽!


そんな誘惑に負けて何もしないと変われないので、「よいしょ」と重たい荷物を動かすように、「重たくて古い自分、ネガティブな感情と自分が同一化しないぞ!」という意志を持って意識して自分をそこから離していきます。

それは意志で自分を操縦しているようで、こんな構図が浮かび、ガンダムを思い出しました。

・道具であるガンダム ≒ この世を生きて経験を積むための物質人間

・アムロ(※)≒ 物質人間(肉体・感情体・精神体)を利用する意識


(※)アムロは「ニュータイプ」と呼ばれ、優れた直観力と洞察力で戦果をあげて地球連邦軍の勝利に貢献したガンダムの操縦者。敵軍の「ニュータイプ」であるシャアやララァと戦闘中に言葉を交わしていないのに意識で相手の考えを理解していた。



ガンダムと精神世界の話を結びつけるのは短絡的で突拍子もない話かもしれません。

けれども、意志を持って自分を向かうべき方向に向けて生きると思っても、行き詰まるときがあって、そんなときにガンダムをイメージすると、本質からは少しずれているかもしれませんが、ちょっと笑えて「またがんばろう」という気持ちになれるので、書かせていただきました。