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空撮:古墳:下侍塚古墳と侍塚古墳群(栃木県大田原市)
下侍塚古墳は全長84mの前方後方墳で、元禄5年(1692年)に徳川光圀が命じて発掘調査が行なわれたことでも知られている。その際に、墳丘の保全のために松を植えさせたそうで、それを引き継いでか、今でも墳丘には木が植わっている。木が生えていると上空から古墳の形は把握しづらい。
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一方で、古墳群の広がり(散らばり具合)や立地は空撮するとよくわかる。下侍塚古墳は、約800m離れた上侍塚古墳(前方後方墳)と形的にも呼称上も対になっているが、それ以外にも8基の古墳が周囲に散在していて侍塚古墳群と呼ばれている。空撮では、この古墳群が那珂川の右岸段丘上に位置していることがわかる。
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