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日刊工業新聞で紹介されました

浮く乗りごこちの車いす - Road to 2050 -

乗っている人と介助者が望む "理想の車いす" を作れないかー。
バネメーカーのニシト発條製作所(大阪市東成区)の西尾光司専務と金属切削加工業の三共製作所(大阪府東大阪市)の阪口喜紀統括部長は2023年、25年大阪・関西万博に中小企業が出る機会を探る会合で意気投合した。

2人は車いすでユニークな技術を持つ三和機電工業(同高石市)の中植邦和社長を紹介された。中植社長は車いすの新機構を発案し、特許も保有する。道路傾斜に対しシート部の角度が常に水平を保つ機構で安全性に優れるという。
同社社員で介護福祉士の荒田圭輔氏 は「誰でも安全に扱える 車いすの商品化は意義がある」と開発チームに入った。
モノづくりに精通する 旭電機化成(大阪市東成 区)の原守男専務も「 新しい機構の車いすは挑戦しがいがある」と助っ人に入った。
チーム調整役であるニシト発條の西尾専務は「万博には道路に傾斜があっても(乗る人が)水平を保ち、浮く感覚の車いすを出展する。目を引く人力車イメージの和デザインも採用する。その先は、がたがた 道も走行できる『空飛ぶ車いす』だ」と未来の目標を明かす。チーム名に込めた『Road to 2050』は、50年の 実現を意味する。

日刊工業新聞 2024年11月18日


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