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秋の屋山を満喫

昨日は、都甲にある屋山へハイキング
暑くも寒くもないちょうど良い気候で、山登りには最適!
途中、紅葉や開けた眺望などに目を肥やしながら、一歩一歩登っていく

カエデのグラデーションが美しい登山道
ススキの向こうには遠く由布岳の頂上ものぞく

この山頂には、嘗て戦国武将だった吉弘氏(大友氏の重臣)の居城があった

いかにも攻めにくそうな天然の要害

そのため山頂に近づくほど急斜面で、ほとんどよじ登るような箇所も…

行く手を阻む巨岩と急斜面

ありがたいことに、登る人のために途中ロープがずっと渡してあった

ロープが長く渡してある登山道

このロープのおかげで、転ばずに頂上にたどりつくことができた

とおく周防灘まで見渡せる高さ
黒田官兵衛との戦で敗れた吉弘統幸が城主として有名

頂上からの眺めは抜群で、久しぶりに味わう爽快感

頂上から都甲谷を見下ろす

この山の中腹には、「長安寺」という由緒あるお寺がある
若き日の天皇(当時は皇太子)も訪れたという写真もあった
お花の寺(シャクナゲなど)としても人気が高い

1300年を数える古刹

このお寺前の眺めのいい場所で、持って来たお弁当を開かせてもらう

この古刹には、実は「国指定の重要文化財」が複数ある
一番有名なのが「太郎天像」で、先般も九州国立博物館に貸し出された逸品

収蔵庫をわざわざ開けて、この像を見せていただいた

撮影不可なので、市ホームページより借用

この像は国東特有で、神像とも仏像ともつかない不思議な位置づけだそう
900年ほど経っているにもかかわらず、とても保存状態が良い
見るのは二度目だが、見ていると安らかな気持ちになるよう…

他にもお経の書かれた銅板(国重文)や、伝統行事で使われた道具もあった

国東の伝統行事「修正鬼会」で使われてきた鬼会面
木の形そのままの太鼓~鋲も木製

こうして、自然や伝統文化に沢山触れ、充実感たっぷりで山を下りて来た

ただ、長く急な下りがけっこう足にこたえたので、風呂でよくもんで寝た

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