「まだ言葉になっていないもの」を見つける感覚が、すべての本質であるという話。
おはようございます。
最近考えている、「言語化されていないもの」についての話です。
言語化されていないということは、
誰にも見えていない「何か」のことです。
なので、今時点で私も表現できません。
そして、その見えない「何か」がこの世界の大半を占めている気がします。
お金やビジネスで言うと。
起業で成功するには、(アホみたいに)単純化すると
「まだ見えていない顧客のニーズを見つける」ことが大事です。
ということは、誰も気が付いていない不便、
誰も気が付いていない幸せ、
そういった「言語化されていない」「可視化されていない」
そういったものを感じて、見つけて、
ビジネスにすれば成功できる。
この世界は、そういう風にできているものなのです。
すでに嗅覚とか、第六感の世界。
ということは、良いビジネスパーソンであるためには、
成功するためには、
見えないものを見て、
気づいて、
理解し、
言語化する必要があるのです。
なんだかスピな話にも聞こえますが、
成功するには見えないものに気づかないといけない。
(分かりにくいのですが、例えばジップロックがない時代に、便利なジップロックを作った人は成功する。響くコピーライターの1文を作る、そんな単純な話だと思います)
アートで言うと。
アート作品や芸術の表現を見ていると、
「(他の人に)見えないものを可視化する」
ということがアートの究極的な目的なのだと思いますし、
その媒体となるのがアーティストなのだと思います。
それがガラス彫刻により光の表現だったり、
木彫りの自然物の彫刻という表現だったり、
その人だけに見えているドット柄だったり(草間彌生ですね)
神の姿を描いていたアーティストたちや、
光の当たり方を描いていた印象派、
ちょっとずれている現実を描いていた画家、
とにかく「可視化」というのが手段であり、
目的なのだと思います。
小説家も脚本家もアニメーターもしかりです。
占いで言うと。
見えないものの言語化の最たるものが「占い」。
これは、「言語化」行動、という一言につきます。
もやっと空気に漂っているようなものを、
占い師に言語化してもらうというイメージです。
なので、占いに行くというのは、
見えないものを「可視化」することです。
可視化というのは、すなわち言語化のことです。
言葉がついていないものについては、
人間は理解できませんし、
見えないからです。
だからこそ、人はこれまでも見えないものに対して興味があり、
これまでも可視化しようと努力しているのだと思います。
多少の当たりはずれあるかもしれませんが。
成功するには、「見えないものを見る力」がいる。
つまり、何か金銭的に豊かになりたいのであれば、
誰も気づいていないものを自分で感じて、試したり表現したりすればいい。
新しい投資方法だったり、ビジネスだったり、
新しい絵の作品、脚本、キャッチコピーだったり、
観客向けの講演だったり、
なんでもよいので、時代の空気を歌にするように、
空気を絵にするように、
見えないものを見える化する。
というのが社会の本質なのだと思います。
最近なら、インスタのストーリーズかもXへの投稿かもユーチューブかもしれないですし、
表現方法はいろいろあるかと思いますが、
何事も「見えないものへの感受性」が大事。
ということが言いたかったのです。
見えないものは見えないので、普段意識していないと思います。
「見えないものを感じるセンス」の鍛え方。
言葉になっていないものに気づくセンス。
それは、読書、アート鑑賞、映画を観ること、
瞑想、新しいことを試すこと、などなど、
日常を通して鍛えられるものだと思います。
そこに「見えないものを見るぞ!」という覚悟と、
それを実際に表現する行動が伴えばよいだけ。
そういう意味ではビジネスマンもアーティスト、
占い師もみんなアーティスト。
みんながシャーマンみたいで、楽しい世の中ですよね。
ということで、脈絡もないですが、私はゆるキャラLINEスタンプでも作ってみようかな、と思っている今日このごろです。
日常、何かの形で「言語化」「可視化」をしてみませんか?