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子育て世代の女性の幸福率がいちばんひくい、その理由

おはようございます!

今日は私の趣味である本屋の立ち読みでみかけた、

日本女性の幸福度」についてです。



幸福度の統計をとってみたところ。


本屋で幸福関連のビジネス本を読んでいたところ、日本人の幸福度合いをアンケート調査したところ、

いちばん幸福度が低いのが30代ー40代の女性カテゴリでした。

60代だとまた上がるのです。

出所を忘れたので再度調べましたが、デジタル庁調査によると、やはり40代女性が低いですね。

(男性もメッチャ低いのはなんでなんだろう・・・過労?孤独?)

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/1eb514b0-5e04-4b40-9cac-e142439bad12/07cac8c5/20230719_meeting_digital-garden-city-nation-wellbeing_agenda_outline_02.pdf


その本に書いてあった理由は

・共働きで忙しい
・育児で自分の時間がとれない

要は育児が大変だから、ということのようです。

さらっと書いてあるけど、本当にそれでいいのか?


日本ワーママの現実



こちらの記事でも実際のブラックぶりを書いたのですが、

先日、香港に久々に行って、改めて感じました。

日本のワーママはブラックすぎ。

友人が超富裕層ということもありますが、普通のフルタイムママでも基本ヘルパーが住み込みでいるので、

自分で洗濯、送迎、家の掃除などすることは、基本ありません。

その家で住み込みしているヘルパーにお茶を出されたのですが、

私もそういえば、以前そんな生活をしていました。

「おお、そうだった。これが香港ワーママ(そして何なら専業主婦)のでデフォルト。」

家事や送迎など些末なところはお願いし、

母親も父親も、まさに本を読む、習い事を考える、会話するなど

「育児」だけに集中することができる。

家事の分担で喧嘩にもならない。

それに比べて、保育園の送迎も、PTAも、何かよく分からない入園準備も、ペーパーで渡されるお知らせも、トイレや風呂掃除も、

なんなら、美容すらも、ぜんぶサボらせてもらえない日本。


なんて、なんて、ブラックな、本当にかわいそうな日本のワーママ。

あらためて、同士のワーママのみなさんに同情すると同時に、

本当になんとかならないか?と思います。

こうして、統計的に幸福度もこんなに低いのに、国は女性のことなんてかなりどうでもいいと思っている(むしろ自然分娩推奨、痛い思いと我慢が美徳!)ので、

住み込みヘルパー入れることもできない。

ベビーシッターもちゃんちゃらおかしいレベルで超使いにくい。

フルタイムワーママを続けてきて、メンタルを病んでしまった自分としては、本当に訴えたいんです。

日本のワーママはブラックすぎる。


こういう社会だったらいいのに、と思います


農業では実習生やら外国人入れているのに、フィリピンからのヘルパーを雇えるのは経営者か、外国人だと思います(数年前に帰国した当時の記憶)。

農業も建築も介護もいろいろ、大事ですよ。

でも子どもがいちばん、大事じゃないの?

なぜ、日本のワーママは、こんな苦労しなきゃいけないの?

パートとかで甘んじないで、フルタイムでバリバリ働きながらも

子どもを3人育てたり、4人育てたりできる社会も飛行機で数時間いったら、あるんですよ。

それなのに、

「少子化だー!」

などと政治家がギャーピー騒いでるくせに、ワーママの負担だけは減らさない。

支持層が老人なので、社会保障費負担は増える。

もはやギャグですよ!?

子どもに、「香港のお土産、何がいい?」と聞いてみたところ、

「○○(当時のヘルパーの名前)」

と言っていました。

もちろん半ば冗談ですが。

子どもも、住み込みヘルパーが大好きなんです。

私も当時、よく趣味に出かけていたり、笑顔でいたり、友達と遊んでいたり、

子どももハッピーなフルタイム母親を見ていて、良い思い出しかないのです。

日本でも、フィリピンからのヘルパーを、せめてフルタイムワーママからスタートでいいから、使えるようにしてほしいです。

どうして、そのオプションがないのでしょうか。

香港では4200HKDくらいが当時の最低賃金でした。

8-10万円で住み込みヘルパーを子どもの数だけ雇うくらい税金もかからないので、みーーーんな雇っていました。

雇ってないと逆に「なんで?」と言われました。

40歳から払い続けることになっている介護保険もあるけど、別にシッター代をみんなで負担しなくても、自費で国に入れてるオプションがあっても、いいじゃないですか。

住み込みがいやなら、外で(ワンルームとか)住まわせればいいじゃないですか。

なぜ、そのオプションもないの?


昔は日本に住み込みの女中さんがいた。


そして、私が一番むかつくポイントは、

ある程度昔の日本には住み込み女中がいたんです。

夏目漱石の小説とか、ちょっと前の小説には必ず出てくるじゃないですか。

茶とか出す日本人のヘルパー。

十分、他の人が住みこんで家事するなんて、あったのに、

産んだ女が一生懸命家で育てるのが伝統だ!

と言うやつがいる。

そんなカルチャーがある国なのに、意地でも香港やシンガポールの住み込みやフルタイムシッターモデルをとらない。

同じアジア圏なのに。

香港のヘルパーたちは土日に公園でワイワイしていますが、治安が悪いなんて話は聞いたことがありません。

別に住み込みではなくても、このレベル感で利用できるシッターがいてくれたら。

私はメンタル病むとか、転職をやむなくすることはなかったと思っています。


ということで、

・日本の30-40代女性の女性の幸福度が低い
・それは、子どもを持つとブラックになるから
・移民ヘルパーを利用できるようにしてほしい

ということが言いたいのでした。

リスクをとってありあまるリターンですよ。子どもは大事。

私も、海外移住か、経営者を検討して、ブラック産業であるワーママを脱出目指します。

もっと、女性にやさしい社会になってほしいですし、

家事をやらないで詰められる男性も減ってほしい。

Win-winの仕組みは、他国から学んだ方がいいですよね、本当に。


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