(ライフ)ワーママがひさびさに料理した結果、大惨事に・・・。
おはようございます。
普段から社畜生活が忙しすぎて、まともにフライパンや鍋を使った料理ができていない、ワーママりもです。
料理するとしたら、ホットクックに野菜をぶち込む(失礼)か、ヘルシオのオーブンに食材を突っ込んで(失礼)焼くくらい。
レシピがだいたいカレーやシチュー系、ゆでるだけ系(パスタ)、煮込む系(ラタトゥイユ)、ぶっかけ系(牛丼)、で代わり映えのない日々なのですが、ホットクック導入後、久々に隙間時間があったため、
「素敵な人」が作る
「焼きナスの薬味がけ」
を作ったら、大惨事だった件です。
これは、華麗で素敵な友人が、とあるパーティーで持参してきた一品で、黒酢や香味野菜がとても美味しかったので、夏にまた食べたいなー、とずっと思っていたのでした。
あまりに美味しかったので、友人宅でそのレシピを写メらせてもらい、レシピ本も購入、早速ナスや薬味を購入し、ずっと作らずにいたらナスが悪くなりそうだったのと、珍しく昨日帰宅後に隙間時間があったので、「日々0.2%の改善」の一環として、普段やらない料理を作ってみました。
鍋やフライパンを使う料理、何年ぶり?
結論から言うと、この1品作るのになんと1時間もかかり汗だく疲労困憊になりました。
普段からホットクックやカット野菜でごまかしている社畜ワーママ。
まず、野菜をまともに切れなくなっていました。
海外で駐妻をゆるくやっていたときには、料理教室にも通い詰めたのに。
マクロビの資格もとったのに。
野菜の切り方もしっかり学んだはずなのに。
夫のお弁当すら作っていた時期もあるのに。
いや確かにそれは数年前の話。
でもそんなに人間って忘れるもの?
自転車の乗り方、一回覚えたら忘れないですよね?
久々に時短料理(カット野菜や簡単な野菜を切る以外)のことをやってみたら、見事に、玉砕。
特に「焼きナスの薬味がけ」には何工程もあり、使う材料も多く、最後はパニック状態に。
普段、ゆで卵をゆでる程度のことは鍋でしているものの、ここまで本格的な和食になると、手も足も出ませんでした。
いうなれば、Tシャツで富士山登山状態。
何工程もあるレシピに大混乱
ちなみに、友人が作ると、とても美味しいこの「焼きナスの薬味がけ」レシピですが、
・(ねぎ、みょうが、パクチー)薬味をみじん切りにする
(註:材料が多いのが気に食わないが、我慢して切る)
・ねぎは小口切り、みょうがは縦半分に切って薄斜め切りし水にさらして水気を切る
(註:このあたりから、若干混乱しはじめる)
・黒酢や白ごま、はちみつをまぜておく
(註:計量スプーンの使い方が下手でイライラしてくる)
・なすはへたを切って、皮に切り込みを入れ、グリルで川が真っ黒になるまで焼いて
(註:グリルが登場する時点でさらにパニックになる)
・焼きなすを氷水につけて、竹串を使いながら皮をむき、水気をキッチンペーパーでふき取り、食べやすくきる
(註:自分でも何をやっているのかわからなくなる)
と、工程が多いのです。
料理上手な方からすると、そうでもないかもしれませんが、料理をしたことがない人からしたら、なかなかハードルが高いメニューだと思います。
まず、頭の中で、「なぜみょうがを切ったあとで水にさらすのか?」「なぜナスを焼く必要があり、さらに皮をむく必要があるのか?」「氷水は必要なのか?」などと、工程自体のハテナがいっぱい。
食べやすく焼きナスを切るあたりで完全に「今後、二度とやらない」モードに突入。
さらに、「黒酢」や「はちみつ」「しょうが」「にんにく」といった、普段はポン酢やめんつゆやカレールー1つで終わる調味料が多く、キッチンカウンターがカオス状態に。
友人が「このレシピ、とっても簡単だよー!(キャピ♪)」と言っていたのは何だったのか・・・。
結局、カウンターはボウルや調味料、ナスの皮と格闘した残骸で悲惨なことになっていました。
(ちなみにメインの料理もなぜか久々にフライパン料理のゴーヤーチャンプルーだったため、さらにこのあと、悲惨な状況に・・・)
普段から、ホットクック様とカット野菜パウチ様にどれだけ「底上げ」されていたことか、と実感しました。
料理スキル、ほぼゼロに戻っておりました。。がっくり。
たまにしっかり料理しないと、忘れる
ワーママとして、ロジカル家事を突き進んできたものの、料理上手かつ子供がいない友人が華麗に素敵な「焼きナスの薬味がけ」をパーティーに持参してきたこととは対照的に、ナスと1時間格闘して終わってしまいました。
パーティーに持参できるようになるのは10年後くらいかもしれません。
竹串で焼きナスの皮をむいているあいだに、なぜかびしゃびしゃの水浸しになるあたりで、「和食の料理人という存在がすごすぎて、プロの料理人尊敬モード」に突入。
出来上がった結果、そこそこ美味しい料理にはなりましたが、「こんなに材料や道具を使って、1時間もかける意味あるか?」「和食料理屋で食べた方がよくないか?」などとにかくタイパが気になってしまう社畜。
FIREしたらやりたいことリストの中に、時間リッチになったら、丁寧に手の込んだ料理をする、という項目があるにも関わらず、たぶんこのままだとその生活はやってきません。
FIRE目指すには集中するスキルが必須
ということで、大格闘の結果、無事にゴーヤチャンプルーと焼きナスの薬味がけとデザートのブドウで締めくくった夕食でしたが、
フライパン料理の熱とパニック後で、汗だく。
かつ、ぐったり疲労困憊。
何なんですか、これ。
ひさびさに日常でパニック状態を体験しました。
それでも、翌日には苦労をすっかり忘れて、「もう一回作ってみようかな・・・」と思えるようになりました。
おそらく、料理好きな人は「食べること」が好き、かつ「集中して取り組むこと」が好きなのだと思います。
仕事も3年やれば慣れますので、私も集中して何度か作れば、いつかできるようになるのか・・・。
いや、でも明らかに、この工程の多さ、気長に食材と付き合う能力、自分の苦手分野だな・・・
Tシャツで富士山登山ではなく、もっとゆるっと簡単メニューからやろう・・・
などと思いました。
ワーママの皆さんはこのあたりのロジカル家事vs.手の込んだ料理の折り合い、どうやってつけているのでしょうか?
フライパン、使う機会ありますか?
良かったら教えて下さいね。
5年後の目標の中に、FIREした後に手の込んだ料理を優雅に作る自分、をイメージを追加しようと思います。