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パートナーシップで心が弱るのは「期待しすぎる」「執着しすぎる」から?~背景にある自立系マインドと自己肯定感の低さについて深掘りしました~

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今日は「期待のしすぎ」と「自己肯定感」の関わりについて深く突き詰めてみました。

パートナーシップや人間関係の辛さは「期待のしすぎ」が原因かもしれません。



【ツイートはここから】


「頑張りすぎる人」ほど相手への期待は強くなる。

「頑張りすぎる人」にとって「頑張ること」は至って自然な状態だから。

無意識的に相手にもその高いハードルを求めてしまう。

相手に意地悪しようとしているのでもなく、相手を疲れさせようとしているのもない。

「自分はこれだけできるのだから、相手も当たり前にできるだろう」という心理が期待のしすぎに繋がる。

「自分と相手は違う生き物」という切り分け思考も重要です。


【ツイートここまで】



過去のツイートなのですが、我ながら良いツイートしていたなと自画自賛しながら引用しております笑



「相手に期待しすぎる」ということでお悩みの人は特に女子に多い印象でして、関連のご相談を多くいただいてるところです。

人間である以上相手への期待を完全に手放すというのは不可能なのですが、相手に期待しすぎる場合の弊害って意外とデカくて、日々多くの人を悩ませているみたいです。



例えば、仕事なんかですと先輩後輩問わず「なんでこんな仕事できないの?」「なんでこんなことすらできないの?」「なんでこんな気が利かないの?」「こんなこと赤ちゃんでもできるよね?」と詰め寄りたい衝動をおさえてあらゆる人の「お尻ふき」をしてあげてる自立系女子な方は多いと思うんですが、これってめちゃくちゃストレスたまりますよね。

「私ならこうするのに」「そこはそうじゃないのに」「なんでこんなピントがずれてんのこの人」とムシャクシャしながら日々のタスクをこなすのは心労もたまるものです。こういうストレスが積み重なって胃に穴が空く寸前まで心身ともに疲弊しちゃう人はけっこう多いんですね。

そんな仕事上のストレスの背景にあるものは「期待のしすぎ」ということです。

「普通はこうできるはず」「普通はこういう段取りでやるはず」「私なら絶対にこうやる」という相手へのハードルが裏切られたときに人は強いストレスや怒りを覚えるものだからです。



あるいは、RK恒例のパートナーシップ・恋愛の例で言えば自立系女子各位の不満はもっと大噴火していることでしょう。

頻出の構文は「これこれこういうことをしてくれるのは”普通”なはずなのに私の彼はこうしてくれません」「周りのみんながしてもらってる”普通”のことを私はしてもらってません」「私がしてあげてる”普通”のことすら彼はしてくれません」というもの。

「普通」のことくらいしてくれたっていいのに、、、そんなオンナゴコロというか期待がパートナーシップの不満やストレスの元になってきます。



しかしながら私があらゆるご相談を聞いていて思うのは、ここで言う「普通」というのはバリバリ仕事ができて、ものすんごく気が利いて、幼少期から繊細な性格で、相手のことを第一に考えて動く、自立系女子にとっての「普通」である場合が多いんじゃねーかなーということなんですね。


ツイートにも書いた通り、

ーー「頑張りすぎる人」にとって「頑張ること」は至って自然な状態だから。ーー

ということです。


そんな自立系女子にとっての「普通」が満たされないからと言って「そんなこと当たり前にできるはずなのに」「なんて気が利かない男なんだ」「私は愛されてないんだ」と感じてしまうのは、もしかしたらもしかしたら時期尚早だし、立ち止まって考えてみる余地があるんじゃないかということ。

自らの「普通」の尺度を、恋愛・パートナーシップにおける「普通」にすり替えてしまってる可能性はないかなーということをちょっと自問自答してみるのもいいかもしれませんよね。

まぁ、期待してたのにそれが外れるとムカつく気持ちはよくよく分かるのですが。





「つい期待してしまう」

「つい相手に高いハードルを求めてしまう」

「クソほど鈍感な男にめちゃくちゃ気が利く女子水準のやりとりを期待してしまう」

「色々なことに執着してしまう」


そんな無意識的な心理でなんか日々疲れちゃうというのは解説してきた通りなのですが、その背景をもう一段深く掘り下げてみると「自己肯定感の低さ」というのも浮かびあがってきます。

ここはメモって欲しいんですけど、つい相手に期待してその期待が満たされないとガッカリ…というパターンを繰り返してる人は自己肯定感が異様に低い場合も多いんです。



すなわち、「こんな自分でもできることをどうして相手はできないんだ」ということですね。



自分のことをとてつもなく低く見積もってるから、「こんな自分でもできることなのに」「こんな藻屑みたいな私ですらできるのに」と考えているから、相手にも当たりまえにハードルを越えてくることを期待しますし、そのハードルを超えるのは前提でプラスアルファを期待することも少なくありません。

例えばビジネスパートナーが期待を超える仕事をしてくれなくてやたらイライラしてしまう、ムシャクシャしてしまう人の心理的背景には「私ですらできるのに」「この人は私以下の能力しかないのか?」という自己肯定感の低さがつきものです。

あるいは、極端な例えでは「誕生日にレストランでサプライズをしてくれるのは当たり前で、加えて年齢の数だけ薔薇の花束をくれるくらいのことをしてくれてもいいのに私の彼は私の誕生日すら忘れてました。信じられません。」みたいなご相談をいただいたことがあるのですが、そういうことですね。
バースデー・サプライズという「前提」くらいは軽々と超えてこいよということです。



「彼が私の期待通りに動いてくれないんです」

「普通はできることなのに彼はしてくれないんです」

「私だったらこうするのに」

「私は愛されてないんでしょうか」


そんなご相談は誠にたくさんいただいているのですが、そんな時によくお答えするのは「ちょっとアンタ自分のこと低く見積もりすぎとちゃいますか?」「アンタが当たり前にできることを彼が余裕しゃくしゃくでこなせると思ったら大間違いやで」「アンタ自分の凄さを認めてあげられてる?」ということです。

そんなことを言っても「いやでも私なんか、、、」と自分下げが始まるのはまぁ毎回のパターンなんですけどね。

私が日々お相手している通称自立系女子はやたら自己肯定感が低いのも特徴なわけなんですけど、客観的にみて努力家ですごく気が利いて優秀な自立系女子が自分の価値を認められず、自分の価値を過剰に低く見積もって、相手にそれ以上のハードルを求めるというのは何と言うかもう、彼とか周囲からしたら「災厄」みたいなもんです笑



ーー「自分はこれだけできるのだから、相手も当たり前にできるだろう」という心理が期待のしすぎに繋がる。ーー



冒頭ツイートでこんな風に書いた通りということですね。



それで、「自立」と「期待」の具体的な弊害の話に戻りますけど、期待のしすぎはやっぱり特に恋愛やパートナーシップでメンタル削れに削られます。

パートナーシップでメンタル安定せず悩みが尽きない人って相手への期待が高すぎるんです。

「普通はしてくれることを彼がしてくれない」「私がして欲しいことを彼がしてくれない」「これこれこういうデートがしたいのに彼がしてくれない」「こういう頻度で連絡とりたいのに彼が察してくれない」あるいは、「新しい彼に元彼と同じような態度や雰囲気を求めてしまう」というケースとかもあるでしょう。

パートナーシップの悩みの多くは強すぎる期待に端を発してることが多いんです。



過剰な期待の解決策として、ツイートでは

ーー「自分と相手は違う生き物」という切り分け思考も重要です。ーー

…と書きましたがこれは正直言って「言うは易し、行うは難し」だと思います。


こんな風に割り切って切り分けられれば心は楽になっていきますが、きっと多くの人にとって難しいことでしょう。

「自分と相手は違う生き物」と切り分けるためのそもそもの考え方や具体論も引き続き詳しく説明させていただきます。



お話してきた自立系女子と期待のしすぎについて。

そして自己肯定感と期待のしすぎについて。

さらに期待のしすぎとパートナーシップの悩みについて。

どういう考え方をしていけば良いのか、具体的にどんなことを掘り下げていけば良いのか、どうすれば過剰な期待を手放せるのかについて以下もっと深く考えていきましょう…


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