ハムストリングは膝関節伸展させる?
こんにちは!
理学療法士の小林龍樹(りゅうじゅ)です!
初級者も理解できる運動療法に特化したマガジン「Multi-Vision」を運営しております。
今回は「ハムストリングは膝関節伸展筋?」をテーマに解説していきます。
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では早速、はじめていきます!
大腿二頭筋長頭・短頭、半腱様筋、半膜様筋から構成されているハムストリングは一般的には、股関節伸展筋と膝関節屈曲筋として作用する筋肉です。
各々の筋肉が得意な動作としては
・大腿二頭筋長頭は股関節伸展
・半腱様筋は膝関節屈曲
・半膜様筋は股関節伸展
これらは研究によって明らかにされています。
半腱様筋は、膝関節深屈曲位からの膝屈曲運動・ノルディックハムストリングexのような遠心性膝関節屈曲運動において、他の筋肉と比較して筋活動が高いことが報告されています。
大腿二頭筋はデッドリフトで股関節屈曲制動および直立姿勢に戻す股関節伸展機能を有しています。
ハムストリングのエクササイズは多くありますが、「ハムスト筋力アップ」という目的だけでは運動療法の展開がうまくいかなくなってしまいます。
ハムストリングの機能
・股関節伸展
・膝関節屈曲どちらを狙っていくのかを明確にしましょう。
荷重下でハムストリングの機能で重要なのは、”脛骨の前方制動”になります。特にACL損傷でランジやストップ動作のエクササイズで注意する点です。
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