㉙「IP制限オプション」とは何ですか?
リザエンビジネス版には、「IPアドレス」によるアクセス制限を行うオプションがあります。(「IP制限」と省略され呼ばれています。)「IP制限オプション」について、ご説明をさせていただきます。
まず、前置きとなりますが、「リザエン」は、SaaSで提供されており、インターネットを介して提供されるソフトウェアのサービスです。
インターネットに接続したパソコン、タブレット、スマホなどの機器があれば、いつでもリザエンにアクセスし利用ができます。
リザエンビジネス版の製品構成について
「管理者側」と「公開側」と呼ばれる2種類のURLが提供されています。
■「管理側」=予約カレンダーを作成する機能や予約者の登録情報を確認したりすることができます。
■「公開側」=予約カレンダーから空いている日付を選択し予約登録ができます。
IP制限オプションでは、「管理側」か「公開側」のいずれか、または、両方に対し、特定のIPアドレスによる接続制限を行うことができます。(途中で変更、追加、削除が可能です。IPアドレス数によって料金が変動します。)
リザエンで指定する「IPアドレス」とは?
「IPアドレス」とは、ネットワークに接続する際に機器端末(PC、スマホなど)割り振られるもので、インターネットでホームページにアクセスしたり、メールの送受信を行ったりする際の識別に使われる番号を「IPアドレス」と呼びます。(住所のようなイメージです)
IPアドレスには、いくつか種類があります。
リザエンのIP制限オプションで利用するIPアドレスは、「グローバルIPアドレス」です。グローバルIPアドレスは、インターネットに接続するために割り振られ、同じアドレスが重複することがないよう管理されています。
一方で、会社や自宅のネットワーク内で用いられるIPアドレスを、「ローカルIPアドレス(プライベートIPアドレス)」と呼びます。ローカルIPアドレスは、グローバルIPアドレスの配下に設定され、インターネット接続を行う際は、ルーター機器などによってグローバルIPアドレスに変換され、インターネット接続を行っています。
リザエンで指定するIPアドレスは、「グローバルIPアドレス」になりますので、お申し込み時は、お間違えないようお気を付けください。「IPアドレスが分からない」という場合は、社内のシステム担当の方にお尋ねください。※弊社ではどのようにIPアドレスを利用されているかわかり兼ねますのでご了承ください。
IP制限オプションまとめ
IP制限オプションを利用すると、リザエンでアクセスを許可されているIPアドレス以外からのアクセスはできなくなります。リザエンの画面は、「Forbidden」と表示されます。(※エラーではございませんので、接続ができない場合は社内にてご確認ください。)
IP制限オプションを利用するかしないかは、企業・団体様のセキュリティポリシーに基づくものとなりますので、社内でシステムのご担当者様へ事前にご確認をお願いいたします。
その他:「APIオプション」で設定するIPアドレス
API利用時に限りリザエンへのアクセスは、IPアドレスによる制限が必要になります。(※こちらは前述の管理側へのアクセスとは関係なく、御社の利用するリザエン環境(御社の領域)へのアクセスを意味します。)この時に設定するIPアドレスも同様の「グローバルIPアドレス」である必要があります。
こちらは、ご利用時には「必須」となりますのでお申し込みの際には必ず指定ください。