#1 「守破離」と令和時代のビジネス業態
守破離は、
守→「型を守り、教えをありのまま模倣する」
破→「先の教えよりベターなやり方がないか模索する」
離→「自分だけのやり方を確立する」
という3段階のステップで成り立っている。
茶道や芸能など、日本の創造的プロセスの根底にある考えを集約し継承されてきた言葉だ。
元々は16世紀に生きた茶人・千利休の『利休道歌』に記載のある
「守り尽くして 破るとも 離るるとても 本を忘るな」
という訓示に起源があるようだが、利休の元歌を読む限り、「本を忘るな」こそが強調したい訓示であ