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どうやったら英語を話せるようになるんですか?
一流の人は取り組む意識が違う
先日、新聞で英語に関するインタビュー記事を読みました。
インタビューを受けていたのは、サッカー日本代表の吉田麻也選手。
それが、こちら⬇️(リンクはデジタル版の有料記事のものなので、残念ながら記事は途中までです)
とても面白い記事で、「さすが!」と思いながら何度も読み返しました。
一つのことに秀でている人は、まったく違う分野に取り組むときの心構えも違うものですね。
サッカーなのに、なぜ英語?
吉田選手、「サッカー選手になるにはどうしたらいいですか?」と子どもに聞かれたら、「英語をやろう」と答えているそうです。
英語ができれば仕事の幅が広がる、語学は人生が豊かになる手助けをしてくれる、多くの人と友達になれる。吉田選手はその理由をそう説明しています。
確かにその通りです。
得意な分野が一つあったときに語学ができると、相乗効果が生まれて仕事の幅は広がるでしょうし、語学を学ぶことで異なる文化に触れ視野も広がります。また、世界中で友達が増えるのは間違いありません。
モチベーションを維持するには
吉田選手は高校生の頃から、イングランドのプレミアリーグでプレーすることを目標にしていたそうです。
具体的な目標があればあるほど「よし!頑張ろう」とやる気が出ます。
そのあとは、目標を実現するためにどうすればよいのかを考え、計画を立て、実行するのみ。
これはきっと、スポーツでも語学でも上達の道筋に違いはないと思います。
ただ、「やればいい」とわかっていても、毎日続けられるかどうか。
吉田選手は、続けるためには自分が楽しむことが大事と語っています。たとえば、サッカーに興味があるなら、サッカーの記者会見やインタビュー動画を観て聞き続ける、とか。
夢や目標、好きなことがたくさんある人は、語学上達へのとっかかりもたくさんあるのではないかと感じました。
語学に近道なし
「コツコツやるのが大事なのは、スポーツと同じ」
吉田選手、よくぞ言ってくれました!
英語を教えていると、「英語を効率よく学ぶにはどうすればよいですか?」とよく聞かれます。
「この分野のこの仕事で必要な英語を効率よく身につけたい」、そんな場合にはアドバイスもできますが、そもそも語学全般について「効率のよい学び方」なんてあるのでしょうか。あるのなら私も知りたいです。
一つずつ積み重ねる努力をして、気づいたら遠くまで来ていて違う景色が見えるようになった、そんなものではないでしょうか。
何から始めればいいですか?
吉田選手のアドバイスは「毎日10分の単語テスト」だそうです。
気になった単語を10個書き出して、夜と次の日の朝に必ず。1日20分、どんなに忙しくたって時間はとれる。3週間やれば習慣化します。
影響されやすい私は、今さらながらですが毎日10分単語テストを始めました。その様子はこちらに書いています。
単語テストを始めてから今でちょうど2週間ほどたったところです。
いろんな気づきがありました。そろそろ習慣化できてきたかな。
恥をかくことはプラスのもと
このインタビュー記事、すべてがとても面白かったのですが、特に印象に残ったのは吉田選手のこの言葉。
一瞬の恥ずかしさなんて全然気にしない。そうしたミスは脳にすごく刺激が入ってもう間違えない。
そう、間違えたときって、「恥ずかしい」とか「困ったな」とかというネガティブな感情があれこれ出てくるのですが、そのぶん記憶に鮮明に残るのですよね。
吉田選手と私の違いは、「もう間違えない」のはずが「それでもやっぱり間違えた」となってしまうところですが(笑)、記憶に残っているのは確かです。
恥をかきながら、一歩でも前に進んでいこうと思います。