文学フリマ札幌レポート!【樹立夏】
本日、9月22日を待ちわびていました。
そう、私の住む北国で、文学フリマが開催されるのです。
札幌会場は、入場無料でした。
一気に寒くなった札幌。上着を羽織っても、肌寒いくらいです。
木々の紅葉も少しずつ進んでいます。
東京文フリでは、会場に向かうために電車に乗ろうとして、何度も迷いました。私には、乗り換えがとても難しかったし、路線があまりにも多すぎました。札幌の地下鉄路線はたったの三つ。シンプルで助かります。
まさか、今回の文フリ札幌で、最高の思い出を作れることになろうとは……!てくてくと会場に向かっていた時の私には、知る由もないのでした。
入場者のシールを貼りつけ、会場入りしました。各ブースを心のままにゆっくりと回れるくらい、会場は(東京会場に比べれば)空いていました。東京文フリでは、人でごった返した流れるプールの中を漂っている感覚でした……。
さあ、お目当てのブースを巡っていきますよ!
まずは、ご存じ、素晴らしい朗読で聴く者たちを魅了し続ける、いぬいゆうたさんの、「あめつちコトノハ堂」さんへ!
いぬいさんのお仕事小説「ラプソディー・イン・ブルー」を早速お迎えしました。やはり紙の本でゆっくり読むことが好きです。山本周五郎の、「雨あがる」の朗読CDを発見!! しかし、我が家にはCDドライブが、な、ない……(T_T)!! 音声コンテンツは、ぜひネットからダウンロードして聴きたいです。ご検討何卒宜しくお願い致します。
会場ではお伝え出来なかったのですが、嫌なことがあった時や、落ち込んだ時に、いぬいさんが朗読してくださった拙作(ピリカグランプリ受賞作)の音声を聴くと、たちまち傷が癒えるのです。いぬいさん、いつもありがとうございます。
後ほど、あめつちコトノハ堂さんブースで「ウミネコ童話集」が販売されるとのことで、一旦ブースを離れて回遊することに。
三十分後、あめつちコトノハ堂さんブースに戻ると、noterさんを発見!
ウミネコ制作委員会さん(ぼんやりRADIO さん)! 玉三郎さん! 雨唄アユウさん!
お話に花が咲き、SHIGE姐さんこと、守屋SHIGE美さんがブースを出していらっしゃるとのことで、四人で突撃することに!
あれもいいな、これもいいな! と散々目移りし、シリーズ二冊を購入!!
楽しくお話させて頂きながらも、守屋SHIGE美さんの人間力と熱量に刺激を受けました。手作りの可愛いノベルティも頂けて、ほくほくです。販売の仕方や、トーク力、何より、文フリを心の底から楽しむことの大切さを学びました。すごくすごく勉強になりました。
さてさて、沢山買いました。
購買意欲が満たされました。
最後に、SHIGE姐さんに連れて行ってもらったブースについて。
現在はもう営業していない、とあるスナックの個性派元ママさんのブースへ向かいました。この文フリでしか出会えないであろう本を購入し、裏面にサインを頂きました!どんな荒くれ者でも、一喝するだけでいい子にさせてしまうという不思議なパワーを持っていらっしゃる元ママさん。握手もさせて頂き、なんとも縁起が良い気持ちになりました。
「あなたたちはこれからだから!」との元ママさんのお言葉、とても嬉しかったです。SHIGE姐さん、連れて行ってくださってありがとうございました!
あー! 楽しかった!
こんなに楽しい思い出が作れるなんて。
今回お会いできた皆さま、本当にありがとうございました。
創作をやっていて、時折このような幸運に恵まれることがあります。
こっちの道で間違っていないんだな、と、道標を見つけたようで、嬉しいです。
またどこかで、どなたかにお会いできますように。
今後とも、ぜひよろしくお願いいたします。