#逆翻訳ハヤブサ ロングフォーム(みじかめ) その③
文学修練場、逆翻訳ハヤブサのお時間です。
逆翻訳は翻訳作業の一種で、英語だと「バックトランスレーション」と言います。
細かいハヤブサのうまみはその①の冒頭にまとめましたのでこちらをご覧ください↓
その②もあり〼。
ハヤブサの遊び方(ハヤブサロングフォーム ver)
今回は、小説→短歌→小説→短歌 と2ループ繰り返すロングフォームVer。
さらに「小説は140文字前後」「原作小説はひとりめが書く」としました。他にも、以下の名詞縛りルールを適用しました。
さっそくハヤブサロングフォームで遊んでみる
あつまったものずき
作成順もこの順番です。
1人目 りっか(カレーのおいしさは油次第)
2人目 えこ(このじゃがいものやつおいしい!)
3人目 てづか(特技は悲壮感がないこと)
4人目 じゅんき(ゲームバランスを大切にしている)
さてここから1→2→3→4と、時系列にできたものを紹介してもいいのですが、今回は敢えて、後ろから。それぞれの小説や短歌を読んで
「これはどんな小説や短歌を元に書かれたものなんだろう?」
と考えながら、読んでいただけたら幸いです。
ハヤブサスタート!
4人目じゅんきが、3人目てづかっちょの小説を読んで、逆翻訳した短歌。
↑この短歌の元になった小説が、こちら↓
3人目てづかっちょが、2人目えこの短歌を読んで、逆翻訳した小説。
↑この小説の元になった短歌が、こちら↓
2人目えこが、1人目りっかの小説を読んで、翻訳した短歌。
↑この短歌の元になった小説が、こちら↓
1人目りっかが書いた小説。(=原作小説)
できあがりをたのしむ
リアルタイムで感想を言い合った上に記録を取っていないので、以下はうろ覚えです。
やっぱてづかっちょ数字好きじゃん!!
短歌より小説のほうがやってて楽しいかも~
あっ、「男」は元は実在しなかったんだね……!?
まとめながら1人目が思ったこと
これまでのハヤブサの原作小説はいつも、青空文庫から選んでいました。そのため原作小説を作るという工程は今回が初めてで、とても不思議などきどきする感覚でした。どうしたらこのあとの流れが面白くなるのかな、とか考えてしまったりもしたのですが、最終的には率直にたまに自分が思うことを。
小説を140文字前後で収めようとすると、やはりどうしても断片的な1シーンを書くか、シンプルな出来事を書くかしか手はなくて。その中で、その③では不可解な妄想の男が、実体となり、さらにその行動の目的が正当化されていくプロセスが楽しいです。
ある種とてもインプロ的なプロセスだと、自分は感じました。
この4人で作ったものは次に更新するその④が最後です。
これまで作ったその①~本記事その③や、違うメンバーで作った過去の色々なハヤブサシリーズをマガジンでまとめています。
ぜひご覧ください。