◉9話 《野菜で健康”食の調和”大切》
※東愛知新聞掲載日:2022/7/11
マクロビオティックには、”身土不二(地産地消)””一物全体”、”陰陽調和”という3つの柱があります。
身土不二は、自分の住んでいる地域のものをできるだけ食べることで身体が整うということ。
一物全体は、例えば大根であれば葉も根も全体で一つの命であり、余すことなくできれば皮も!頂くことで私たちの身体のバランスが取れるということ。
陰陽調和については今後少しづつ触れていこうと思いますが、簡単に言うと塩分の摂りすぎ、糖分の摂りすぎのどちらに偏ることもなくできるだけ中庸(真ん中)でバランスを取るようにしようというもの。
太陽と大地のエネルギーを受けて育つ野菜は栄養もあるしパワーをもらえる気がしますよね。
息子にもたくさん食べて欲しいと母は願いますが、最近は甘いおやつに目覚めてしまったのが小さな悩みでもあり、甘いものって美味しいよね〜。と言いながら、これからどうやって野菜もしっかり食べてもらおうか模索中です。
夏はトマトやキュウリ、ナスなど身体を冷やすものを積極的に、サラダやあまり熱を通さない調理法で頂くのがオススメ。
私たちは昔も今も自然の一部であり、これからもそれは変わりません。現代は美味しいものも沢山あるけれど、そういうものも楽しみつつ健康のためにも普遍的価値である食の重要性を大人がちゃんと子供達に伝えていける未来であればと願うばかりです。
東愛知新聞掲載日 2022/07/11