◉31話 野菜だけじゃない有機朝市の魅力

毎週金曜日はあつみ山田店の有機朝市へ野菜の買い出しに行くことにしています。常時10店舗ほどの農家さんが出店している。

朝市の魅力は、旬の新鮮な野菜を作っている人から直接購入できる事。美味しい食べ方を聞いたりもできる。

私の目的はこの地域で採れる旬の野菜と新鮮な平飼いたまごを買わせていただく事。
1歳の頃から頻繁に一緒に行くようになった息子も農家さんたちと顔なじみになり、今日もよく来たね〜!や大きくなったね〜!などと声をかけてもらいのびのびと歩き回っている。スーパーとは違い、農家さんと直接お話しして野菜を買えるんだよというのも子供にとって新鮮な体験。久しぶりにそこで会う人たち同士の立ち話も朝市の光景となっている。

私たちの生活は整った流通経済に守られて不自由なく成り立っているけれど、それが当たり前ではない事にも気づかされます。

買いたいと思っている野菜がいつも必ずあるとは限らないし、売り切れている事もある。

私の目的でもある平飼い卵が売り切れている時はその場で落胆してしまうけれど、日頃スーパーで欲しいものがなんでも手に入る事はありがたい事だと思う。

自分の食べるものを信用できる農家さんから買いたいという人は多いはず。安心して食べられるものを結構身近で手に入れられるこの地域に住めるのは幸せな事だなあ。
この有機農業の会を取り仕切っているのが福津農園の松沢政満さん。この道40年の有機農業の父。
松沢さんの農園に見学に行った話はまた次回。(続く)

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