もうどうにも山に登らないといけなくなった
もうどうにもならない
なんだか心の中がモヤモヤする
きっかけは些細なこと。
ふと手にして読んだ本に自分の考えと全然違う考え方の人が、堂々と、なんかそれらしいことを書いていた。ほんとにただそれだけのこと。
いつもなら「そういう人もいるよねー」
とかって受け流せるのに今日(昨晩から今日にかけては)はそれがなんだかできなかった。
ので山に登った。
1500Mくらいの山だったのかなあ。少しなめてた。
何度も何度も途中で諦めて引き返そうと思った。
それでもあと少し、あと少しって登っていくと途中の展望台が見えてきた。
途中で元気な小学生にたくさん「こんにちは」って言ってもらえた。
とにかく騙し騙しだけどなんとか頂上まで辿り着いた。
コーヒー淹れて、飲んで。
少し休んだ。
美しい景色と共に美しい時間が流れていた。
普段住んでいるところからは見ることのできない景色があった。
山から見る景色は、その普段住んでいるところの集合体でしかないのになんで山の上から見るとこんなに美しいのだろうか。
今の自分には山道のでこボコや曲がりくねった遠回りした道や草花が美しく感じられることができるんだ。
そんなことを思うだけで自分を誇らしく思うような。そんな感覚があった。
何より、下山してからのビールがうまい。