「言葉の発達が遅いようですね」と指摘されたら、どうされますか?
市の乳幼児健診にいくと、発達の具合を調べられます。
「ことばが遅いようですね」
「少し発達が遅れていますね」
と指摘されることがあるようです。
プロの方がおっしゃるマイナスの評価は、お母さまにとって、
とても重くのしかかります。
「どうしよう」
「ほんとに遅れているの?」
「なんでことばが出ないの?」
と不安になり、うちの教室にお問い合わせを下さることがあります。
ネットで必死に検索されるのでしょう。
不安になっているママに、おばあちゃまたちが輪をかけます。
「隣のお孫さんはもうぺらぺらしゃべってるよ」
「遅いんじゃない?」
「病院に連れて行ったら?」
「なんでしゃべらへんの?」
「ちゃんと教えてるの?のんきね」
と。
実母からの言葉ならまだしも
お姑さんからの言葉というものは、「ママへの非難」に聞こえます。
教室に来られたら、まずいろいろとカウンセリングをして、お子様が遊んでいる様子をしばらく拝見します。
発語という面では遅れ気味でも、
言語面すべてが遅れているか?といえばそうではない場合の方が多いです。
私が研究している「七田式」というのは、右脳教育というカテゴリーに入るようですが、実は、右脳も左脳も両方を使った教育なので、全脳教育、と呼んだ方が正しいかもしれません。
胎児から2歳半くらいまでのお子様というのは、出力脳と呼ばれる『左脳』よりも、入力脳と呼ばれる『右脳』の方がはるかによく動きます。入力脳と出力脳をつなぐパイプ(脳梁)を強化していくことなど、両脳のそれぞれの特性を見極めてアプローチすると、言葉が出てくることが多いです。
教室でのアプローチは多岐にわたります。
食が間違っていることも多いです。
ただただ様子をみているだけではなく積極的に多方面から働きかけをします。
「言葉が遅いようですね」という検診での指摘は杞憂に終わることの方が多いです。