「母子一体感」を非常に大事にしている教育法
私が子育てのすべてを教わった七田眞氏は、子育てにおける「母子一体感」というものを特段に大事にしておられました。
ところで、この「母子一体感」って、何?
母と子の絶対的な信頼感、と言いかえることもできるかもしれません。
「私(子ども自身)がどんな姿であっても、母は自分のことを愛してくれる。絶対にいつも味方でいてくれる。どんなことがあっても、どんな時も、どこにいても母は自分のことを決して裏切らない、見捨てない。 」
と、子ども自身が強く信頼していることが母子一体感なのでしょう。
私は、教室でもう何年も小学生のレッスンをしている中で、幼児の頃からの「母子一体感」がいかにその後の成長に影響を与えるか、ということを実感しています。すべての子育て中の親御さんにこのことを知ってほしいがために、ブログやnoteを書いているという面もあります。
幼児の頃はとびぬけて優秀、とまではいかなくても、幼児の頃からの「母子一体感」が十分にある子は、左脳が働く小学生になってから一回り、二回りと大きく伸びていきます。
一方、幼児期からの「母子一体感」が十分でなかった子は、幼児の頃は聡明であっても、9歳、10歳くらいに頭を打ち、思春期にかけてかなりいろいろと難しい時期を迎えていくように思います。乗り越えられる壁もありますが、その後何年にもわたって続いていく壁もあります。
子どもの能力には、幼児期の「母子一体感」、つまり、母の絶対的な信頼・愛、が大きく関係しているということを実感しますし、子どもの幸せにもつながっていることをすべての親御さんに知ってほしいと思います。
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