昼夜逆転の原因 ~メラトニン~

いつものことだが締め切り間際で書いている今日この頃。

前回の記事の続き。今回はメラトニンの分泌を見てみる。

メラトニンは、前回のβエンドルフィンやコルチゾールに比べて聞きなじみのある人が多いと思うが、簡単に言うと、眠りを知らせるホルモンとでも言えば良いか。

今回も、三池輝久 著 フクロウ症候群を克服する(p46)から転載。

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前回のコルチゾールやβエンドルフィンとは異なり、分泌異常のパターンにも割とばらつきがある。特にリズム異常型は、朝6時当たりで非常に高くなっている。不登校では、朝起きられないことを訴えるケースが多く(参照記事:「起きられなくて不登校」が3人に1人、怠けているわけではありません。)、確かにそれを象徴するグラフではある。

 さて、これまで生体リズムの乱れを見て、夜、ちゃんと寝かしつけないなどといった、家庭のしつけの問題と捉える人もおそらく多いだろう。ただ、私自身の経験から言わせてもらうと、少なくとも小中学校あたりは、遅くても夜10時ごろには概ね就寝していた。周りのクラスメイトのことはよくは知らないが、人一倍模範的だったかもしれない。ちなみに、急に乱れたのは私が不登校になった高校時代から。この時の記憶はあいまいだが、ずっと布団に横になっていた記憶がある。

おそらく根本的な原因は、先ほどリンクした記事でも触れられていたが、やはり日本の過密な教育プログラムにあるのかなと思う。


っと、今日はここまで。次の記事からは日本の教育システムの問題について、医学的な見地も交えながら、もう少し詳しく考察していく予定。まあ、まだはっきりと何を書くかは決めてないけど。

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