![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158875903/rectangle_large_type_2_877fe9d1f74a9744a8ced12c929dd9b3.png?width=1200)
映画メモ88「アメリカン・フィクション」
アメリカを生きる黒人ではない私が書いていいのかな・・・
という作品。
文学作品を書くのに人種って必要?
たとえば、女流作家って必要?
直木賞や芥川賞とか、雑でメジャーなくくりだけど
そのあたりは「男女別」とかじゃないわけだし。
だよなあ、なんて思ったりも。
黒人がみんな「へいよーぶろ!」みたいな
そんなわけでもない、よねと。
「アンクル・トムの小屋」の映画を
アジア人が作っても、それって黒人文学映画になる、はず。
黒人監督が「源氏物語」を作っても
黒人映画になりそうじゃない?
みたいな話というか。
そこに、お母さんの認知症や
姉妹の急死、彼女との出会い(と別れ)、
兄弟との確執とかが混ざってくる。
ほっこりしつつ、
人生ってそうよね、何かと思う通りにはならない。
私たちはままならない世界を
今日も生きてる。
世界から押し付けられたものを
着ているように見せかけながら。
ふわっとしてる映画だから
なんか難しいな。
おしまい。
いいなと思ったら応援しよう!
![林田りんだ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64791943/profile_82d33d3a35efccf40d7946e5725e664c.png?width=600&crop=1:1,smart)