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【脳卒中】塩分の摂りすぎは血圧が上がる→これを読めば仕組みがわかる

昨日の記事の続きです。

塩辛いものを食べると
体に良くない…


こんな話は昔から
よく聞いていました。

なぜ塩辛いものを食べると
体に良くないのか❓

その理由も良くわからないまま

そう聞いたから
「そう言うものなんだ」と言う感覚で…

差し迫った問題でもなかったので
それ以上、追求もしませんでした。

【なんとなくの理解…】
【イメージ的に分かった…】

こんなところで止まっていました。


昨日の記事では

●脳卒中の再発防止には、
「塩分を控えるように…」と教えられ

●【高血圧の食事】と言う
パンフレットをもらいました

と言うお話をしました。

退院時のアドバイスでは

A:【塩分を控える】と
【血圧が上がりにくい】

こんな主張なんですよね…

それよりも

B:【塩分を摂りすぎる】と
【血圧が上がる】

だから塩分を控えてください

↑↑↑
こっちの方が危機感、感じませんか❓

同じことを言ってる訳ですが

どちらが本気で取り組もうと
思えるか…です💧

だって…
取り組んでいかなきゃいけないことすしね。


Bの切り口で伝えた方が
いいと思うのですが、いかがでしょうか❓

では塩分の摂りすぎは血圧が上がる
この仕組みを簡単に説明していきます。


Q・なぜ塩分をとり過ぎると
血圧が上がるのでしょう❓


ちょっとした【頭の体操】と思って
少し考えてみてくださいね。


考えました❓


答えは…

A・血液の全体量が
増えるからです。


これは体のシステムがそうなっています。

では、なんで

塩分を摂ると血液量が増えるの❓


と言う、次の疑問も湧いてきます。

次からそのメカニズムを
詳しく説明していきます。

塩分と血圧の関係


塩分と言えば
【ナトリウム】ですよね。

●ナトリウムの働き:

食事で塩分(ナトリウム)を摂ると、
ナトリウムが血液中に吸収されます。

ナトリウムは
水分を引き寄せる性質があるので、

ナトリウム濃度が高くなると
体内の水分量も増加します。

分かりやすく言いますと

血液が塩辛くなってるので
「水で薄めなきゃ」と言う感じです。

●血液量の増加:

ナトリウムによって

引き寄せられた水分が
血液中に増加します。

だから必然的に
血液の全体量が増えます。



「ふーん」と
スルーしてしまいそうですが…

「水で薄めなきゃ」という理由で
水が増えたと言うことは

循環する血液の量が
増えることを意味します。

●血管への圧力の増加:

水が増えたことで
血液の量が増えると、

血管内を流れる
血液の量も増えるため、

血管壁にかかる圧力(血圧)が上がります。

血管という管(くだ)は
多少の余裕があるとは言え、

パンパンに膨れているかもしれない…
というイメージです。

これらのことを想像していただけると…

血圧が上がると、
心臓や血管にも負担がかかる事が
イメージしやすいのではないでしょうか❓

もちろんこれらが
【高血圧の原因】となります。

まとめ

  • 塩分を摂りすぎると:ナトリウムが血液中に吸収される。

  • 結果として:ナトリウムが水分を引き寄せ、血液量が増加する。

  • その結果:血管内を流れる血液量が増え、血圧が上昇する。

こんな仕組みになっています。

さらにまとめの一言❗️


高血圧が続くと、
血管が損傷しやすくなります。

脳卒中だけでなく、
血液を送る仕事をしている
心臓病のリスクが高まります。

だから、
塩分の摂取を控えることが大事なのです。

また続きを書きたいと思います。

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