【インタビュー】インターン実習生とマーケター、それぞれの視点からの学びとは
こんにちは!Rise UP編集部です。
今回はRise UP初となる試み、iU情報経営イノベーション専門職大学と連携し、インターン生を受け入れる取り組みについてご紹介します!
実際に行われている実習内容やインターン中に得た学びなどをモアコンタクト事業部のお二人とインターン生のお二人にインタビューさせていただきました。
【iU情報経営イノベーション専門職大学の紹介】
メンバー紹介
インターン生のお二人にインタビュー!
ーまず、今回インターン先にRise UPを選んでいただいた理由を教えてください。
安岡さん:Rise UPを選んだ理由は、まずEC事業に興味があったことと、僕自身がコンタクトで感動した経験があったからです。僕は生まれた時から目が悪くて、中学1年生の時に初めてコンタクトレンズを付けた時の実体験が最終的な決め手です。
平盛さん:僕もEC事業を中心に見ていて、そこでRise UPを知りました。他にEC事業をやっている企業さんがあんまりなくて実際に、どんな仕事をしているのか興味があってRise UPを選びました。
ー実際にインターンが始まって、約1ヶ月。2人から見たRise UPはどのような会社ですか?
安岡さん:皆さん明るくて、自ら動く姿勢を持ってる方たちが働いている会社という印象です。本当にいい会社だなって思います。
平盛さん:良い意味でカジュアルで働きやすい会社だと思います。
ーそう感じられた具体的なエピソードがあれば教えてください。
安岡さん:大阪から東京に来てくださった社員の方が「 会社のことが好き?」とゆいげさんから質問されていて、その時に、「会社のことは当然好きだし、何より会社で働いてる自分が好き」とおっしゃっていて。すごく良いなと。本当に本心でおっしゃっていると感じたので、とても印象的でした。
平盛さん: 前期に実習で行った企業さんは割とかっちりした感じでした。スーツ着用で、結構真面目な印象な企業さんだったんですけど、Rise UPのオフィスの空気感や、それこそ、オフィスのデザインとかもそうだし、私服だったりとか、フレックスタイム制度だったりとか、いろんなところで違いを感じます。どっちがいいかって言われると難しいですけど、働きやすい環境で、実習させてもらっているのですごくありがたいと思っています。
ーRise UPの環境や風土をすごく感じて下さってますね。そのなかでも、特に働きやすいと感じる部分はどこですか?
平盛さん:メンバー同士で、コミュニケーションを多く取る文化があるところです。例えばチャットで会話するとか、ミーティングをする時に、少し別のことを話してみたりだとか、ちょっとした息抜きみたいなところが用意されてたりとか。そういうところがいいです。他の企業さんも、コミュニケーションはあったんですが、Rise UPの方がコミュニケーションを取りやすくするためのアイスブレイクの力が強いと感じますね。
ー実際にインターンではどのようなことを学んでいますか?
安岡さん:僕たちがカラコン業界を全く知らなかったので、まず業界知識について学びました。その後、広告設計や顧客にどのように何を訴求するかみたいな広告の見せ方などを学んで、それを活かして、集大成としてキャンペーンを作成しています。
平盛さん:僕も同じ作業をしています。 個人的に、僕と安岡くんの考え方の違いが結構あると思っています。安岡くんは、人の内面や情などに焦点を当てた意見を出すことが多くて、僕は結構、数字で判断するタイプなんです。 Rise UPで学んでいくなかで、僕たち2人の違いとかで、「 そういう考えもあるんだ」とか、お互いに学ぶこともあったりします。
ー現在、学びを深めている最中だと思いますが、取り組んでいるなかで難しいと感じることはありますか?
安岡さん:1番難しいと思うことは「言語化」です。 同時に、この実習の中で大切だと感じることが多いです。自分がどのようなキャンペーンをやっているのかを社内の皆さんに伝えるのにも詳しく言語化する必要がありますし、 そもそも広告というのは誰に何をどう伝えるかを事細かに言語化しないと、博打で広告を打つわけにもいかないので、本当に綿密に計画を練って広告を出さないといけないことを学びました。博打にしないための言語化っていうのは本当に大切だなって思います。
平盛さん:商材のターゲットが女性っていうところが、1番難しいです。女性の心理を理解して刺さる言い回しで文章を作る必要があって、例えばカラコンの表現として「ちゅるん」というフレーズを使うんですけど、普段全く使わない言葉なので最初は意味不明でした(笑)広告として見せる時に、ターゲットにどう伝えたらいいか考えることが今1番大変だと感じてます。
モアコンのお二人にインタビュー!
ーでは、今度はモアコンのお2人に伺いしたいのですが、実習内容を教えてください。
ゆいげ:EC事業のカラコンにおいて、新規獲得の施策を提案する、 これが1番の実習課題となっています。
ー絶対に学んで欲しいことや実習のテーマについて教えていただきたいです。
ゆいげ:Rise UPのモアコンタクト事業部で、お客さんと商品を繋ぐ活動のすべてがマーケティングと言われるんですけど、インターンのお二人がRise UPのモアコンでマーケティングを学ぶ意味や意義は、BtoC消費財しかも女性がメインターゲットの商材で、女性特有の定性的なニーズやウォンツを捉えることを理解できるようになることです。
明確に正解がなく、情緒的な女性の可愛くなりたい、こうありたいという様々な気持ちを捉えながら、商品を手に取ってもらって、かつ、喜んでまた使ってもらうというようなマーケティングを学ぶにはRise UPは強い環境だと思っているので、そこを盛り込めるような設計を考えています。
ー顧客の思考を分析・理解することが大切なんですね。
ゆいげ:Rise UPで1番大切にしていることは、顧客志向です。我々が何を売りたい、買ってくださいではなく、お客さんにどんな価値を提供できるか、そしてモアコン事業部のミッションの「なりたいを叶える」という部分を常に考えています。そこは、学生お二人にも最初、業界っていうのを理解していただいて、市場分析から入っていただきました。そして、そこから実際の購買体験を通じたターゲット理解に進んでいただいた背景でもありますね。
ーインターン生が学びやすくするための工夫や大事にしていることはありますか?
まりりん: インターン生2人のペルソナに合わせてサポート内容を組んだことです。 私自身も1年前にインターンを経験したので、当時の学生時代特有の不安だったことや、困っていたことを思い出して、それをサポート内容に入れ込みました。例えば、来てくれるインターン生2人が男性ということで、 まずカラコン業界を理解してもらうために、ユーザー体験をしてもらいました。実際に販売店に伺って、購買体験をしてもらったり、カラコンを実際につけてもらい、クリアレンズとの違いを見てもらうことで、ユーザー目線を知ることができ、インターン中に学びやすくなったのではないかと思います。
ーユーザー体験をしてみて実際どうでしたか?
安岡さん:楽しかったです。販売店に行って、実際カラコンを自分たちで買うフローまで体験させてもらいました。 多分Rise UPに来なかったら一生経験しなかったと思います。わざわざ用意していただいてありがたかったです。理解がより深まりました。
平盛さん:少し恥ずかしかった(笑)
でも楽しかったし、いい経験だったのは間違いないです。
ーじゃあ、しっかり狙いは2人にもちゃんと伝わってたということですね。
まりりん:そうだと嬉しいです。ユーザー体験以外で言うと、ワークやアウトプットの機会を定期的に設けてるというのも工夫の1つです。実際に学生2人の意見や気づきをアウトプットしてもらうだけじゃなくて、私自身がカラコンユーザーなので、その目線でのフィードバックや、ゆいげさん含め色々な方にマーケター目線でフィードバックしてもらっています。いろんな目線からブラッシュアップして、新しい考えを繰り返しインプット、アウトプットしてもらえる機会を作ることを心がけています。
ーインターン中、インプットは常にあると思いますが、アウトプットの機会は多いですか?
安岡さん:本当に絶妙な量に調整していただいています。以前「アウトプットの機会がもう少しほしいです」と振り返りで言った時に、 翌日からすぐに取り入れてくださり、柔軟に対応してもらいました。アウトプットの環境を整えてくれてたので、本当にありがたいです。
平盛さん: 1日の最後にアウトプットの時間があることで、やる気に繋がり、それがタスクの出来具合にも関わってきます。終業間近でフィードバックをもらって、良い評価の日や悪い評価の日もあります。悪い日でも良いところをちゃんと見つけて言ってくれるので、 僕たちとしてもやってよかったという達成感や学んでいるという実感を得ながら日々を過ごせているので、アウトプットの時間があるのはありがたいです。
ーインターンの前半戦を終えた学生のお二人に伝えたいことや、期待していることをお聞きしたいです。
ゆいげ:2人はお互い違う強さを持っていて、きらくんは、クリティカルな思考が得意で合理的な思考や判断ができるし、やっすーくんは、その人の情緒的な心の部分に着目するのがすごく上手です。 そういったお互いの強みをどんどん発揮してほしいです。チーム体制で仕事に臨み、より良い成果物をあげるというチームの共同姿勢は、Rise UPが大切にしていることなので、ぜひ、その部分を意識して、実習の集大成となる発表を仕上げてほしいと思っています。
まりりん:期待していることは、2人が全く真逆のタイプなので、切磋琢磨しながらどんどん学んでいってほしいです。伝えたいことというよりも私の願いなんですが、Rise UPでインターンやってよかったって素直に思ってほしいなって思います。そう思ってもらえるように、私も一緒に頑張りたいと思います。
ーモアコンのお二人からお互いの強みを発揮し切磋琢磨してほしいとありますが、それについてどう感じますか?
安岡さん:今は別々のキャンペーンをそれぞれ作っている状態なので、ゆいげさんが言ってくださったように、お互い考えてることは別だけど、切磋琢磨し合いながら、最終発表に向けて一緒に取り組んでいけたらいいなと思っています。
平盛さん:言いたいことは同じです。期待してもらっているので、 頑張ります。
ーそんなインターン生のお二人から逆に学んだことや得たものがあれば伺いたいです。
ゆいげ:これが初めての取り組みということで、実習内容の精査や必要な組織体制を組んでいくことはすごく学びになったと感じています。学生がどのような環境や内容があれば学びやすいのか、日々振り返りを大切にしています。今後もこの取り組みはぜひ続けていきたいので、実習内容はもっともっとパワーアップしていきたいです。あとは、お2人の若い世代のカルチャーもすごく実感させられて、学ばせていただいてるところもあります。新しい世代のECサイトの見方や購買行動など、様々な視点から意見を出してくれるので参考になります。
まりりん:インターン生の生の声を聞くことができ、研修内容の改善に繋がったことが1番の学びです。実習を構築していく上で、こういう要素があったらわかりやすいんだなとか、さっきで言うとアウトプットの適切な量がわかったのはすごく学びになりました。これらを活かせば、次の新入社員に行う研修内容などを今より良いものにできると思います。あと、学生目線でモアコンのサイトを見てもらってどんな風に見えているのかを教えてもらい、サイト運営に関わっているメンバーに共有できたのもサイトの改善に繋がると思うので、価値があったと思います。
今後の目標
ー最後に、残り1ヶ月のインターンに向けて、もしくはインターンが終わった後の皆さんの抱負を教えてください。
安岡さん:最終発表に向けて頑張りたいのがまず1番にあります。あと、せっかく普段入れない会社の内側で、現場の人の生の声を聞くことができる貴重な機会なので、 皆さんから色んな意見をいただきたいです。そして、いただいた意見を反映してより良い成果物を作っていきたいと思います。
平盛さん:広告や今回のキャンペーンなど、色々なことを教えていただいてるのですが、 それが実習が終わった後でも定着しているようにしたいです。アウトプットの場をせっかく用意していただいているので、どんどんアウトプットして、知識を定着させて、それが最終発表に繋がればいいなと思います。
ーアウトプットの機会を活かして、より良い最終発表を作り上げてもらえたらと思います。モアコンのお二人はいかがですか?
まりりん: お二人の学生、そして男性ならではの目線での意見や提案から気づかされることがたくさんありました。私もその知見を兼ねて今後、多様な意見やフィードバックを出せるようにしたいと思っています。
ゆいげ:抱負としては、せっかくお二人に来ていただいて、私たちも日々学ばせていただいてるので、 このインターン終了後、Rise UPにインターンに来てよかったなと思ってもらえるようにしたいです。さらに、お二人が学んだことを通して、これから5年後、10年後働いていく中で、少しでもこの経験が糧になることを実現するために、お二人にフィードバックをしっかり行い、 実習期間中でも、内容のアップデートを進めていければ、体験を提供する場として正解なのかなと思っています。
あとがき
iU情報経営イノベーション専門職大学と連携して始まったRise UPの新たな試み。4人のやりとりから学生2人との関係性の良さが垣間見えていました。
インタビューを通して、学生の受け入れをすることによって、学生に学びの機会を提供するだけではなく、Rise UPとしても得るものが大きいということがわかりました。
学生のお2人には、Rise UPでのインターンを通じてより多くのことを学んでいただき、インターン終了後も学んだことを役立ててぜひ頑張っていただきたいですね!