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これからのキャリア形成と幸福度

上場企業の社長てどんな人?

2000年台初頭、ITバブルもあり
起業ブームみたいなのがあった

ホリエモンこと堀江さんはその筆頭だろう

僕は大学では商学部だったこともあり、
起業するみたいなのは一つの憧れでもあった

さて、東証一部上場企業の
CEO(社長)てどんな人だろうか?

リーダーシップがある人?
アイデアマン?
実力がある人?

スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツみたいな人?

・・・

どんなイメージだろうか。


これはある一部上場企業を務めた人のストーリー。


野球が大好きで大好きでたまらなかった
彼は高校に入学し、
さっそく野球部に入部した


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しかし彼は野球の腕前はほぼ初心者だった
なぜならば彼の通っていた中学校では
野球部がなかったからだ

やりたくてもできる環境はなかった

高校で念願の野球部に入部するも
レギュラーにはほど遠い存在

いくら練習しても基本的には
球拾いや練習場の整備などの
雑用や裏方の仕事ばかり

それでも中には実力のある同級生がいて
レギュラーとして活躍して行く

けれども野球が好きであるから
そんな雑用でも
やるのは当たり前だと考え、

後輩ができても後輩に任せるのではなく
いつも率先して雑用でもなんでもやった

2年生になっても、
レギュラーになれないどころか
2軍の試合にも出してもらえなかった


ーーーー

正直、これだけでも相当しんどいはず。


練習もかなりハードで、
練習後は近くの公園でひと休みしてからではないと
歩いて帰れないほどだった

だから肉体的にも
メンタル的にも応えたはず・・・

続きを。

ーーーー


彼の年代が3年生になって
新たにチームを作ることになった

問題は誰がキャプテンになるか、だ

運動部のキャプテンや部長は
どんな人がなるんだろうか?

運動能力が優れている人?
試合で得点源となる人?
リーダーシップがある人?

どんな人がなりやすいだろうか。
自己アピールできる人だろうか。

監督が部員へアンケートを取り
集計され、発表された


誰だろう?

・・・・



2年生になっても2軍の試合にすら
出してもらえない「彼」だった

理由は、



いちばん一生懸命に練習しているから

どんなに頑張ってもレギュラーになれない
メンバーの気持ちがわかるから

裏方の仕事も一生懸命にやっていたから

などなど。


みんなに推される形でキャプテンになったのだった。




卒業して何年もたってから
OBに当時を振り返って
こんなことを言われたそう。

「プレーはまあまあだったけど、
 いつも一生懸命なお前のファンだったよ」


ーーーー


リーダーや社長、上場会社の役員などは
決して実力があるから
なれると言うわけではない

それも必要だけど


最後は人に推しあげてもらえるかどうか

そこに尽きる



では人から推しあげてもらえる人って
どんな人なんだろうか?

弱い立場の人にも優しく親切
誰よりもチーム(組織)を大切にしている
みずから率先して行動している
継続的に努力できる

などが言えるんじゃないだろうか。



僕の場合。

新卒の頃は何か
競争に勝つことや実績を出すことを
目標にしていた気がする

そして今でもたまに
そんな行動に陥っているような気がする


戒めないといけない
そして。


そんな上場企業を務めた、
元野球部キャプテンの「彼」とは
誰なんだろうか・・?





スターバックスジャパンの3代目社長
岩田松雄さん

当時のスタバが初めて売上で
1000億円を突破するだど会社を立て直し
成長させた立役者です。


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