タクシーに乗ったのに、行き先がないなんてことないですよね。
タクシーに乗ったのに、行き先がないなんてことないですよね。
・・・これはある、26歳の言葉。
正月は寝正月にしてもよかったが、あえて外出することにした。
26歳のメンズ2人とカフェにて。
僕:今年は何か、やりたいことあるの?
Aくん:えーと、自己肯定感をあげたいんですよね
僕:そうなんだ。なんで自己肯定感をあげたいの?
Aくん:なんか、いろいろチャレンジできそうじゃないですか。
・・・つい自分は自分のこと、否定しちゃうんで。。
・・・・
Bくん:(ここで冒頭の)
タクシーに乗ったのに、行き先がないなんてことないですよね。
正直、感動したのよね。笑
胸にグッとくるというか。言葉にリアリティーがあるんだ。
それは、行動に伴う実体験があるからだ。
Bくんは大学時代にベナンにボランティアに行っていた。
(それは、90年代前半に同じくアフリカのコンゴへボランティアに行きたいけど行けなかった、お母さんの影響もあったらしい。
当時、コンゴへ渡る直前に内戦が勃発、敢なく中止となっていた。)
その時、食糧の提供や生活保護だけでは、
この人たちはずっと自立できないと、痛感したらしい。
Bくんはその4年後
再びベナンへ渡り、ITの学校を作った。
オフィスソフトの使い方から始まり
HPの作り方、Adobeソフトの使い方を教えてきた。
PCがない人へは、その提供も。
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で、話は冒頭に戻って。
やはりね、具体的に行動しないと分からないんだ。
机上の空論では、何も分からない。
やると決めること。
行動すること。
これは必ず、セットなんだ。
Googleマップもゴールを設定しないといけない。
ただ、ゴールを設定しただけでは到着できない。
まずは動くこと。
初めのうちは現在地がよく認識できていないから
地図がグルグルと回ってしまう。
でも、動いているうちに
正確な現在地がはっきりしてくるんだ。
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Bくんも、もちろん今の若者らしく?
やりたいことが見つからない、暗黒時代があったらしい。
でも、目標を定めて動いたら
見えてきて、感じた世界があったんだ。
そのあと、BくんはAくんに対して
何をしたいの?
そしたら、どんな感情があるかな?
何が嬉しいのかな?・・
真摯に、ていねいに聞いていく姿は
素直に感動したな。
26歳のBくんは、お父さんがコーチをやっているからか
そういう技術があるんだろうけど。
ぼ、、、ぼく。26歳の時はウツで死んだ目をしてただろうな笑。
逆にBくん。キラキラした、いい目をしているぜ!笑
よい意味で悔しいし、そんな風に
隣人に寄り添える人でありたいと素直に感じた。
オレは理想を高く持つところがある。
それゆえに、すぐに成し遂げられないと言って凹んだりストレスを抱えがち。
確実な一歩でいいんだ。
オレはウツだった頃に、1日に何度も
「一歩ずついでいい、一歩ずつでいいから」
そう自分へ言い聞かせていた。
一度に大きなことを成さないからと言って
自信を無くしていたら、実にもったいない。
わずかでも良いから行動して
確実に積み上げていけばよい。
それが確実に、自信になっていくから。
あ、そうだ。
オレは克己心を燃やして
頑張るタイプだったな。
なんだか2021年初日から、いい1日になった。
トップの写真は数日前に行った、海とサンセットと富士山が同時に見える、よくばりなカフェ。
肉眼では富士山が見えたけど、写真だとイマイチかな。
近いうちに再チャレンジしないと!