ちょっくら精神科に入院してきました!㊻手こずり食事メニュー

拒食症が悪化していた入院前は、食べるものが極端に限られていた

一日一食、毎日ほぼ同じメニュー


食べられたのは野菜とチーズ、玉子、キムチと豆腐のみ


あとアルコール

脂質や炭水化物や糖分は徹底的に排除

成分表示を隅々まで見て食材を買う


大好きだったアボカドやかぼちゃも怖くて食べられなかった


そんなあたしも、入院中は出されたものを残さず食べた

鼻チューブは嫌だったし、早く退院したかった


退院するには食べるしかないのだ


しかし食べるのに慣れてきた中でも、やはり苦手なメニューはある

今日は幾つかの手こずったメニューを紹介しよう

①唐揚げ

昔から肉が苦手だったあたし

揚げ物も数年食べていない

辛うじて食べられたのは、焼き鳥や生ハムくらい

しかし病院の食事は容赦ない

衣のついた唐揚げに、甘いソースのトリプルパンチ(⚲□⚲)

なるべくソースをつけないように、細かく切って食べていた

衣も余ったソースに紛れ込ませて回避

苦心の策である

②カレーライス

カレーライスやオムライスも長年食べた覚えがない

ちなみに大学時代、何でも食べられた時期はオムライスが大好きだった

外食のたびオムライスを食べたものである


しかしカレーライスよ…

あたしカレーライス全部混ぜてからじゃないとたべられないんだよ(._.)


病院のカレーライスは、ご飯とカレーが別皿で出てくる

茶碗に入ったご飯にカレーを全てぶっかけ、混ぜるのは至難の業

悪戦苦闘しながら混ぜ込んだのも、良い?思い出だ


味は美味しかったけれど、とんでもなく食べにくかったw

③とろろうどん

バラエティ豊かな食事メニューが人気の病院では、たまに麺類がでた

入院していた春先から夏には、冷たいとろろうどんなんかもよく出た


しかしここでも問題勃発…


なにしろ身体が冷えるのだ!

何故かとろろうどんの時は、傍らに冷凍みかん( ˟ ⌑ ˟ )



そしてとろろうどんもカレー同様食べにくい…

考えた挙句、うどんに汁もとろろも全てぶっかけて食すことに

汁も残したらNGであった


冷たいとろろうどんを汁まで飲み干し、冷凍みかんに手をつける…

とろろうどんの日は、身体の隅々まで冷たくなっていた


どのメニューも味は美味しかったけれど、やはり苦手なものや食べにくいものには苦しんだ

でも、食事の美味しい病院で良かったと思う


食べられるものが増えるのは幸せなことだ

退院後はまた食事の量も食べられるものも減ってしまったけれど、少しずつ何でも食べられたころに戻りたい


食事を楽しむことができるようになりたいな


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