カロナールは効かんがロキソニンは効く!痛み止めの使いわけ
「あ〜、明日は雨だ。」
長年、偏頭痛持ちとして生きてきたため、低気圧による頭痛によって雨予報は的中する。
痛み止めにも「大変お世話になっております。いつもありがとうございます。」と頭が上がりません。
ロキソニンや市販のイブクイック、バファリンなどを服用してきたが、効くもの、効かないものさまざまだった。
顎変形症の手術や下垂体腺腫の手術の際にも、さまざまな痛み止めを使用して、知ったことなどをまとめてみました。
全然効かない、カロナール
コロナのワクチンの副作用や発熱の際に処方されることで、私は「カロナール」を知った。
痛み止めというより解熱剤のイメージが強いが、緩やかに効く痛み止めという立ち位置で使用されるよう。
入院中に頭痛を訴えた際にも処方されたが、全然効かなかった……。
しかも、1度服用してから次に使用できるのは9時間後と言われ(先生によるかも)、絶望した。
ずっ友、ロキソニン
ロキソニン(ロキソプロフェン)は、よく効いてくれるため、ずっ友だ。
本当にお世話になっていて、いつか効かなくなったときに代わりがいないため、怖くも思う。
そのため、本当に辛いときだけ服用している。
喘息がある人は服用できないとか、副腎の病気のときは避けた方がいい、などの理由から、入院時に処方されなかったことがあったが……
前述のカロナールが効かなさすぎて、普段はロキソニンを服用していることを伝えたら
「じゃ、大丈夫か。(先生)」
とあっさり処方してくれた。(ゆるいな、はじめからロキソニン出してくれよ。)
ロキソニンは6時間空けて、1日3回までらしい。
痛み止めの使い分け
普段の頭痛は、基本的にロキソニンを使用している。
ロキソニンがないとき、手に入らないときは、イブクイック頭痛薬など市販のもので効きそうなやつを服用。でもやっぱり、効きはロキソニンが圧勝。
入院時、手術の直後は点滴で痛み止めを入れてもらった。これはめちゃくちゃ効いた。
点滴が抜けてからは、カロナールとロキソニンを服用。
カロナールとロキソニンは併用ができるので、ロキソニンでも無理!というときに、気休めにカロナールを追加して飲んだ。
怖くて飲めなかった麻薬レベルの痛み止め
2024年5月にクッシング病の治療のために下垂体腺腫の摘出手術をした。
術後の頭痛が半端なくて、カロナールもロキソニンも効かず、ナースコールを鳴らす。
「使用するとしたら、麻薬レベルの頭痛薬になっちゃうんですが、どうしますか?」
お願いします。と言いたいところだったが、麻薬レベル?!
モルヒネとかいうあの類のものになるのか……と怖くなって、もう少し我慢することに。
痛みは我慢しなくていい
痛み止めが効かなくなったら、ここぞという時に困る……なんて思いから痛みを我慢しがちですが、痛みは我慢しなくていいということを学んだ。
入院中も痛かったらすぐに言ってくださいね、と先生や看護師さんに言われた。
痛みを我慢すること自体がストレスとなり、他の治癒が遅くなるらしい。
入院中によく、痛みのレベルは10段階でどのくらいですか?と聞かれたが、すごく難しかった。
「MAX時の痛みを10とするなら、今の痛みは1くらいだけど、他の人からしたら5くらいかもしれないし……」
「術後1週間も経ってるのに、まだ5の痛みとか甘えてんのか?!って思われたらどうしよう……」
なんてことも考えた。
だけど、痛みは本人にしか分からないし、一過性のもの。
とりあえず、今を最善にするために我慢しないことが一番。
さらに痛くなったら、また別の解決策がある。
死ぬこと以外はかすり傷。
生きている限り、なんとかなる(笑)