遠ざかる足音とその背中に掛けることの出来なかった言葉たち 顔を合わせると形にできなかった言葉の数々を 今なら声に出せるけど その言葉はただ落ちて足先にぶつかる 消してあなたのもとに届くことはない 足元に散らばった言葉たちを 集めて掬って 後悔という箱にそっと戻した
一目見て恋に落ちた 互いに目を見て 言葉を贈るたびに 貴方から離れられなくなっていく 貴方姿から視線を外すその一瞬さえ惜しくて ずっとあなたを見つめ続けた 私じゃない人と笑顔で話す貴方は 少し憎らしかったけど 眩しくて 愛おしい 1度の会話で 私に対する気持ちが1%しか向上しなかったとしても 私はあなたを想い続けて 言葉を贈るよ その1度を99回続ければ 私への気持ちが100%になるかもしれないから
貴方のグラスには溢れそうで 私のグラスは少ししかない いつか私のグラスも満たされる日が来るだろうか そんな日が来ないことは分かっているのに 期待してしまうのは 貴方にグラスから溢れるほど 注いでほしいと思うのは きっとまだ 貴方の事を愛してるから
私が18祭に応募した理由は自分の選択に対する「自信」と「確信」が欲しかったから。 幼いころから様々な音楽や楽器に触れる中で、音楽を創り上げられることの幸せを知った私は、いつからか音楽に関わる仕事に就きたいと思うようになりました。 音楽を職業にしたいと勇気を出して両親に伝えたけれど、全面的な同意や応援を得ることが出来ず、音楽を専門に学ぶ学科を進学先として選べなかった私は… 少しの悪あがきをして、音楽と接点を持てそうな学科を専攻しています。 けれどもやっぱり、音楽そのものを
小さい頃はお化けが怖かった 少し大きくなったら不審者も怖くなった 今でもまだ怖い でもね、この世で何よりも怖いのは 自分自身だってことに気づいてしまったの、、、 あぁ、これから先、命が終わるその日まで どうやってこの恐怖と闘っていけばいいのだろうか。
“ねぇ、元気?? 貴方は幸せにしてるって聞いたよ“ よかった、、、安心した、、、、 貴方といたあの頃の私は 自分のことに一杯一杯で 自分の気持ちばかりを優先して 貴方のことまで気を使ってあげられなかった 私のための気遣いにさえ気づけなくなっていた お互いに寄り添うべきなのに 1人にしてしまって 本当にごめん 私ね、貴方の知ってるあの頃の私より成長したんだ 私、前よりも自分の気持ちを隠せるようになったの。。。 “あぁ、そうだ。 心配しないで、安心してね
雨の日はいつも傘をさしているのに濡れていた 家に着く頃には右腕がいつも湿ってた だけど 寒くはなくてね、あたたかかったの、、、 今日も雨 いつもと同じような雨 だけどね今日は濡れてないの どこも濡れてない だから、寒くないはずなのに、、、 どんな雨の日よりも 今日が1番寒い きっとこの先も 雨が降るたびに 寒さを 凍えるような寒さを 感じるのだろうな 貴方を思い出しながら
小さい頃の私は、些細なことにも幸せを感じて 両親や先生からのお叱りさえも自分のためなんだと理解できる 物分かりのいい子だったと思う いつからだろう 以前までは感じ 気づくことができた小さな小さな幸せに 周りの人たちの優しい愛情に 気づけなくなったのは、、、 その気持ちを認めたくなくて目を背けていたけれど、 隠していた自分自身の変化に気づいたら 幸せに気づけなくなった、人からの愛情に気づけなくなった自分に 嫌気がさした 自分を嫌いになった なぜ?どうして?
窓の外から微かに聞こえる虫の音 壁掛け時計の針の音 静かな夜の道を通り過ぎる車の音 日常のありふれた音に触れた時ふと "寂しい" と感じる夜がある 人肌が恋しくて、誰かに愛されたくて、、、 どうしようもないくらい、寂しくなる そんな夜 私は一本の電話をかける しばらくして聞こえる足音と 鳴り響くインターホン 扉を開けば 夜の寂しさはもうそこにはない 今日も私たちは 温もりを分け合って 夜を明かす
貴方の心 笑顔 体 貴方の存在全てが私のもの 私の笑顔も体も貴方のもの だけど、私の心だけはあの人のもの 月日が経っても彼のもの 永遠に ずっと、、、 そんな私でも貴方は愛してくれますか?? ううん。 愛して欲しい わがままでごめんね
普段なら返さないようなメッセージに何故か返信してしまった。。。 もう消えそうな太陽に照らされた都会の真ん中で きっと逢魔時に現れる"魔物"の仕業かな 魔物に操られた私が元の世界に戻るまで 少し ほんの少しだけ この幻の世界と貴方との関係を楽しんでもいいかな