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【管理栄養士解説】葉物野菜を嫌がる子供に! 美味しく楽しんでもらうためのアイディア5選✨


本日の子育てお悩み相談~野菜嫌い~

今回の子育てお悩み相談のテーマは「野菜嫌い」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。

3歳の子どもを持つ母親です。
子どもはトマトやカボチャ、きゅうり、枝豆などはよく食べますが、葉物野菜が苦手です。
調理方法を工夫してあげられたらと思いつつ、なかなかバリエーションが思い浮かばないので、結局いつも同じ調理法(味噌汁や肉野菜炒めなど)でしか出してあげられません。
毎日忙しいので、簡単な料理でないと新しく試す余裕がないのも悩みです。

管理栄養士の回答

今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士のまきです。

葉物野菜が苦手で困っている…というご家庭は多いですよね。
幼児期は味覚の発達が進行しており、新しい食材や味に対して敏感に反応することがあります。
また、特に葉物野菜や一部の野菜に含まれている苦味は苦手なお子さんも多いかもしれません。
苦味を知ることは成長の証でもあるとも言えるのですが、あまりに苦手で食べないとママとしても気になりますよね。

葉物野菜とは~栄養素などの特徴~

代表的な葉物野菜としては、キャベツやほうれん草、レタス、白菜、小松菜、モロヘイヤ、春菊などが挙げられます。
葉物野菜はビタミンA、ビタミンC、食物繊維などが多く含まれているのが特徴です。
中でもほうれん草や小松菜は、子どもの成長を支える鉄分やカルシウムも豊富です。
寒い時期に甘味を増すものが多いですが、キャベツのように春にも旬を迎える野菜もあります。
苦手な野菜でも、旬の一番美味しい時期だと感じ方も変わるかもしれませんね。

気軽に試せる!葉物野菜を食べるためのアイデア5選

ここでは葉物野菜を楽しく食べるためのアイデアをご紹介します。
忙しくても気軽に試せるので、ぜひ試してみてくださいね!

①困った時のとろけるチーズ🧀
定番ですが、我が家の子供(1歳3ヶ月)にも大好評です。
火を通した野菜にチーズをかけて、レンジで30秒ほど温めましょう。
みんな大好きチーズ!

②溶き卵でとじたらついつい食べちゃう🥚
溶いた卵に葉物野菜を切って混ぜ、レンジで1分ほどチン!
固まってきたタイミングで一度取り出して混ぜると、スクランブルエッグのようになります。
ポイントはしっかり卵を溶くこと!
ケチャップを添えるのがおすすめですよ。

③一緒にサンドイッチやパンピザを作ってみよう🍞
一緒に作業ができる年齢のお子さんでしたら、一緒にプチ料理を作ってみましょう。
レタスをちぎってもらったり、マヨネーズをかけてもらったり、とろけるチーズをかけるお仕事を頼んだり…。
自分で料理すると、なぜだか食べるのが不思議ですよね。

④野菜ジュースにしちゃおう🍹
ミキサーを持っているご家庭では、野菜ジュースもおすすめです。
ポイントはバナナやベリーなど甘味があるものと一緒に作ることです。
飲みやすいので、あっという間にリピートしたくなりますよ!

⑤絵本で身近に感じてもらおう📚
まずは葉物野菜を身近に感じてもらうのが第一歩です。
楽しい雰囲気作りには絵本もおすすめですよ。
例えば、いわさゆうこ作「きゃっきゃキャベツ」は、リズムがよく楽しんで読める絵本です。 


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