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【セミナー開催報告】我が家の“食”防災マニュアルを作ろう~家族で共有・有事の備え~

2024年1月・2月に千葉市の保育園様にて、

我が家の“食”防災マニュアルを作ろう~家族で共有・有事の備え~

という防災講座を開催しました。


防災情報を共有することの大切さ~家族で参加し気づきを得る~

備蓄食の種類が増え、ローリングストックといったワードも多く聞かれるようになりましたが、大人だけでなく、乳幼児のための防災準備はできていますか?
今回は各ご家庭ごとに防災マニュアルを作り、家族間で情報共有していただくことを目的としたワークショップです。
いざ災害に遭った時に柔軟に対応することができるよう、平時の備えとして企画しました。

はじめに、令和6年能登半島地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
保育園での保護者向けセミナーは年間で計画されており、1月・2月に防災のコンテンツを開催することは年度はじめに計画されていました。
震災が起きたばかりでもあり、皆様とても真剣にマニュアルづくりに取り組まれていらっしゃいました。

ご夫婦でご参加の方のエピソードです。
備蓄数量、必要量を算出する際のロジックがご夫婦で違っていることがわかりました。
ディスカッションの中で、
「お互いの考え方が分かってとてもよかったです。」
というお声や、
「妻にプレゼンするときのポイントがわかりました!」
というパパさんもいて、とても気付きの多いセミナーでした。
また、給水所を把握していない方が多く、その場で調べマニュアルに書き込んでいる姿が印象的でした。

参加者様のご感想

・ストックの数をしっかり把握しておく重要性がわかった。
・水のストックが足りていないので、足したいと思う。
・防災用備蓄をしているつもりが、全体的に不足していることがわかった。
・乳幼児用の備蓄も粉ミルクだけで、軟水を準備していないので気づきだった。
・タンパク源の備蓄が少ない。
・メニューのレパートリーが少なく、マニュアルのレシピを参考にしたい。

皆さんのご家庭の防災準備はいかがですか?
乳幼児がいる場合、避難生活において特別な支援が必要となります。
被災すると行政も混乱しますので、各家庭での平時の備えが重要です。

※こちらは当日の資料ではありません。

このコンテンツを作るきっかけとなったのは東日本大震災です。
講師の私は、当時1歳になったばかりの娘と一緒に電気・ガスが使えない数日を過ごしていました。
仕事では介護施設での防災マニュアル、BCPマニュアル作成に携わりました。
震災後も雪や台風といった災害にあい、平時に備えておくことの重要性を感じたことから家庭向け防災コンテンツを作り、広めています。
過去にはオンラインでビニール調理の料理教室を開催したり、備蓄食の試食会を行ったりしていました。
今後もワークショップだけでなく、広く活動を行う予定です。

今後のイベントのご案内

🌟「制約時間をどう克服するか考えるー仕事と育児を両立するためにー」

■日時:2024年2月28日(水)10:00~12:00
■会場:新宿区立男女共同参画推進センター 3階会議室
■詳細・お申込:こちらから

ワーママ・ワーパパ向けセミナーです。
仕事と育児の両立の壁を乗り越えると同時に、仕事への意欲を高め組織に貢献できる人材となることを目指します。
一人で悩むのではなく、皆さんとのディスカッションを通じて思考を深めてみませんか?

🌟食育seminar〜保育園給食から学ぶ幼児食〜

■日時:2024年3月1日(金)12:05~12:50
■会場:オンライン
■詳細・お申込:こちらから

食材の切り方、味付け、盛り付け量など、保育園給食から幼児食のノウハウを学ぶセミナーを開催します。
「保育園では完食するのに、家ではあまり食べてくれない」というご家庭、「保育園給食の秘密が知りたい!」という方、ぜひお気軽にお集まりください!

皆様にお会いできること、楽しみにしております!


保育園、幼稚園での食育講座の他、レシピ提案・献立提案・給食便り資料作成等も承ります。
ご相談はお問い合わせからお気軽にどうぞ!

講師:リリナグ株式会社 代表取締役 白鳥麻郁子
フリーランス栄養士、育休プチ認定ファシリテーター。
育休中や子育て中の方向けに「職場復帰をスムーズに行うための勉強会」、企業やジュニアアスリート向けに栄養講座を開催しています。

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