【管理栄養士解説】ジュニアアスリートの食事⏰朝の出発が早い試合当日はいつ何を食べる?
ジュニアアスリートのお悩み相談テーマ~試合当日の食事の摂り方~
本日の子育てお悩み相談のテーマは「試合当日の食事の摂り方」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。
管理栄養士の回答
今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士の藤井歩です。
糖質中心の朝食でエネルギー補給!食べやすさも大切
試合の日はエネルギー源となる糖質を中心とした朝食を摂りましょう。
サンドイッチやおにぎりなどは糖質を摂れますし、時間に余裕がなかったり、朝早くて食欲がない時は移動中にも食べやすいです。
もし可能であれば、たんぱく質源となる卵や、ビタミン・ミネラルを摂れる野菜などを使った具だくさんの汁物をプラスすると、より栄養バランスが良くなりますし、水分補給にも繋がります。
試合がお昼頃なので、補助食として果物やゼリー飲料、果汁100%ジュースなども摂ると良いでしょう。
また、食事を摂る時間ですが、
🌟食事は試合の3時間前
🌟補助食は試合の1時間前まで
を目安として摂るようにしてくださいね。
胃腸への負担を減らせますし、効率よくエネルギー源として使われますよ。
移動時間なども加味しながら、食事をするタイミングや場所を検討してみてください。
緊張して食欲がないとき&食が細い人にオススメの食べ方
緊張から食欲が出ないことはありますよね。
中には普段から食が細い方もいらっしゃいます。
たくさん食べるのが難しい場合は、食事の回数を増やして少しずつ食べたり、補食を取り入れたりするのがおすすめです。
そうすることで無理なく栄養補給できますよ。
補食は次のようなたんぱく質が摂れる物がオススメです。
・チーズ
・サラダチキン
・豆腐バー
・ヨーグルト
・ゆで卵
・サラダフィッシュ
また、白米を食べるのが難しい場合は、炊き込みご飯や混ぜご飯などの味つきご飯にしたり、梅干しや海苔などいわゆる「ご飯のお供」を添えることでご飯が進みやすくなります。
どうしても固形物を食べるのが難しい場合は、プロテインやゼリー飲料などで栄養を補うようにするのも良いでしょう。
欠食はパフォーマンスを下げたり、ケガの原因となる可能性もありますので、避けるようにしてくださいね。
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