何をしていようと時計の針は前に進む
みなさん、お元気ですか?
ここの投稿も飛び飛び、本名アカのnote投稿も飛び飛びになっております。
一年前を振り返ると、もうずいぶん前のことのように思える今日この頃。
ふり返る必要などないのに、ついふり返ってしまうのは人間の性でしょうか。
それというのも、昨夜、夫が同窓会を企画しようかと思う、など言い出しまして。それが嬉しかったんですね、私。ハイ。
もともと夫はグループの中心になる人物ではないのですが、かと言って集まりが苦手というタイプでもないんですね。
でも、やっぱり仕事のストレスが大きかった時や、ストレス過多からうつ状態になっていた時はまさに「ソレどころじゃなかった」わけです。
そういうところをしっかり潜り抜けて、今こうして「同窓会でもしようかな」という境地にまで至っている、そのことに私は感動しました。一年前には考えられなかったことだったから。夫自身はそのことにさほど感動していないようですけど、そばで見ていた私からすると涙もの。
何をしていても、何もしていなくても、勝手に時計の針は前に進みます。あっという間の一年だったけれど、その一年間の過ごし方は間違っていなかった、私にはそう思えたんですよね。
同窓会がどうこうでなく、最近の夫は「世界とふたたび仲良くなり始めている」気がするんですよね。その象徴的なエピソードの一つが同窓会計画という感じ。
「世界とふたたび仲良くなり始めている」というのがどういうことかというと、こころに余裕が出来て、なおかつ外に開いているという感じです。こころがオープンになっている。
ストレス過多の時は、ボクサーの防戦スタイルみたいに完全に閉じちゃってたんですよね。世界からも距離を取って、自衛していた。
でもストレスの多い職場を辞めて、夫婦で自営で仕事をするようになってから、夫は少しずつ変わり始めました。回復し始めた、というのかな。
夫が「自分らしさ」を取り戻している感じです。
自分の大切な人が本来の自分を取り戻していくプロセスに立ち会えるのは、私にとって大きな喜びです。
そんなわけで、嬉しさのあまり昨夜は過去をちょっと振り返りました。二年前の夏は抗うつ剤を飲み始めて、一日中寝ていた夫。
今は仕事にもプライベートにも余裕が出てきて、自分を、そして世界をふたたび好きになり始めている夫。
元に戻ろうとしているんじゃなくて、弱さを経験した分だけ、夫はちょっと大きくなっているんだと思います。
すみません、一方的な夫賛歌な記事で。どうか大目に見てください。
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