ヨリドコに寄った話@東京都町田市小野路町
6月下旬のとある日、町田市小野路町の「小野路宿」に足を運びました。え、ソレドコ、って?そうですよね。サッカーファンの方なら、ゼルビアのホームスタジアムがある場所の辺り、といえば見当がつくでしょうか。南の町田駅からも東の鶴川駅からも、はたまた北の京王・小田急多摩センター駅からも、いずれも神奈中の路線バスで十数分から30分ほども乗らないとたどり着かない場所です。
鎌倉街道筋で古くから栄え、小野路“宿”というように、ちょっとした宿場町のような場所だったようです。
で、なぜそんな小野路宿を訪ねたのか。それは、「ヨリドコ」さんを訪ねるため。「まちだ丘の上病院」(以下“まちおか”)が、訪問看護ステーションと地域交流拠点との複合施設「ヨリドコ」を当地で運営しているのですが、敷地の蔵や竹藪もつかって、さまざまな地域イベントを行っているというのです。それがちょっと面白そうだな、と。
そして、どうやって私を見つけ、私の何に興味を持ってくださったのか、まちおかさんはずいぶん前から私のnoteをフォローしてくださっているのですよ。これは行ってみるしかないでしょ。
***
「小野神社前」バス停で降り(多摩センターからの日中のバス便は、50分に1本しかないんだよね)、北側に数十mほど戻った道沿いに「ヨリドコ」さんはあります。建物はしっかりバリアフリーが施された新築なのですが、奥にある例の蔵や裏庭の竹林などは、古くからのものをそのまま残しているようです。
「ヨリドコ」さんにはカフェがあり、アイスコーヒーをいただいた後で、店番(店長?)のイケメン男子に声をかけると、外で作業をしていた施設長さんにつないでくれました。
施設長さんは、いただいた名刺には「ヨリドコおじさん」とあるものの、お若く血色のいい(腰痛治りかけで血色の悪い私との対比です笑)男性で、あれこれ説明してくださいました。いわく、
いやはや面白い。私を含め、街の中で活動しようと思った時に、場と媒介物(モノ・コト)は大切ですよね。自分だったらこんなことするかな、といくつかアイデアも浮かんで、一人でにんまりしたりもしました。街の心理士として、勉強になりました。
突撃訪問にも関わらず、お時間作っていただき、ありがとうございました。
(おわり)