我が家のショッピング習慣
我が家でいうショッピングとは「OKストアへ買い出しに行く」ということ。日々のご飯のために、暑い日も寒い日も風が強い日も花粉がすごい日も、自転車に跨がりスーパーへ行きます。
と、いうことで、今回も珈琲次郎さんの企画(テーマ:ショッピング)に参加させていただきます。
「OKストアへ買い出しに行く」までにいくつかのステップがあり、帰宅した後に続く物語があります。そんな我が家の買い物スタイルは、どのようなものなのか。早速紹介いたしましょう。
1.一週間の献立を考える
OKへの買い出しは、週に一度。その前に、月曜から日曜日までの夜ご飯を考えます。そろそろ、献立考えるよ〜の号令とともに、頭の中で何を食べたいかメニュー表を広げます。
ナマズ(=旦那)は食べたいものをちゃんと考えてくれる素敵なナマズなので、大分楽をさせてもらっていますが、それでも7日分のメニューとなると思考を放棄したくなるのが本音。
結婚して1年ほど経った頃、もう無理だ…というとき用に、これまで作ったメニューをリスト化しました。このリストとクラシルは我が家の味方です。
2.買い物リストをつくる
献立が決まったら、OKで買うものをリストアップします。冷蔵庫に残っているものもうまく使い切るように考えながら、メモにジャガイモ4個、玉ねぎ1個…
ナマズの大好物である納豆を忘れてはいけません。OKでは日用品も多く取り揃えているので、洗剤やゴミ袋など足りていないものがないかも確認します。
3.自転車を走らせOKへ行く
OKまで約2キロの道のりを、自転車で向かいます。強烈な上り坂に耐えうるために、昨年電動自転車を購入しました。
家の近くに他のスーパーが3軒あるのですが「Everyday Low Price 毎日が特売」のOKストアを毎回選んでいます。だって、日用品が5割引の姿を見ると、さすがOKと他のスーパーに浮気できなくなるのです。
ただ、電動自転車の購入代と、日頃の節約が釣り合っているか、と言われると何も言えません。
あと、忘れてはならないのがナマズの存在。我が家には電動自転車が1台しかないので、OKに行く時ナマズはランニングをします。
誤解していただきたくないのが、ナマズは元陸上部の長距離選手であり、決して”走らせている”わけではないということです。
4.リスト通りのものを買う
私ひとりの時は問題ありません。書いてあるものを書いてある分だけ買えば、一週間快適に過ごせることをわかっています。
しかし、”よそ見” ”寄り道” ”目移り”の男・ナマズは「これ気になる〜」「これ食べたい〜」と、絶対そんなに食べないであろう焼きおにぎりの粉や、大量のお餅ときな粉など、その時々目に留まったものを買い物カゴに入れようとします。
ちょっと待ってな、落ち着いて、と大人の男性を宥めるのも主婦の仕事。全部ダメというのも可哀想なので、たまにナマズが食べたいものを買うようにしています。でも、わかっているのです。きっと焼きおにぎりの粉もきな粉も全然消費されないことを。
そして、案の定、今でも台所に収納されている粉たちをみて、ため息が漏れ出ます。「ねえ、いつ食べるの?」「うーん、今!」と答える姿は子どもにしか見えません。
5.安全運転で自宅まで帰る
この項目いる?と思った方、そうですよね。ただ、強烈な上り坂の帰り道には強烈な下り坂が待っており、道の至る所に「自転車スピード落とせ!」「歩行者注意!」と黄色い看板がある道を通ると、グリップを強く握りしめてしまいます。カゴの荷物が重いことも相まって、スピードがビュンビュンです。
一度、向かい風が強い日に、ナマズの大事な納豆がぽーんと後ろに飛んでいってしまいました。自転車を今にも走り出しそうな前傾姿勢のまま止め、走って納豆を迎えにいきます。幸い、人通りが少ない時だったので、納豆による怪我人はいませんでした。
坂道の下で、ランニングが途切れないよう足踏みをしているナマズに「来るの遅かったね」と言われます。君の納豆を助けてあげてたの!と少しムキになってしまいました。
6.お肉やお魚の冷凍保存をする
ほぼ空っぽの冷蔵庫を拭き掃除し、新しい食材を収納していきます。この瞬間が気持ちいい。その後、お肉やお魚をキッチンペーパーで水分を吸い取ったり料理ごとに小分けにしたりして、冷凍保存の準備をします。
この作業のおかげで一週間楽ができるのですが、正直なところ、非常に手間がかかる。ナマズはこの作業が好きではないらしく、積極的に日用品の片付けや卵の収納などをすることで、冷凍保存から逃れようとしています。見ていてバレバレです。
仕方ないので私がやるのですが、たまに「今日は冷凍保存やってみよっか」と仕向けると(ぎくっ…)という表情ののちに「一緒にやろう」と結局巻き込まれてしまいます。
こうやって、我が家の週に一度のショッピングは幕を閉じるのでした。家庭によっていろいろな買い出し方法があると思いますが、私たちはこれからも「Everyday Low Price 毎日が特売」のOKストアにお世話になりながら、買い物の習慣を続けていきたいと思っています。
旦那のあだ名がなぜ「ナマズ」なのと気になった方へ。
前回の夫婦エッセイです。