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益田ミリさんの本

バタバタする日常の中で、ほっこり読めたこの2冊。

「週末、森で」
「きみの隣りで」

著者:益田ミリ

田舎へ引っ越した早川さんのもとに、都会で働くお友達が週末遊びに行きます。早川さんの言葉や森でのリフレッシュは、お友達の心を軽くしたり、日々の仕事に戻った時にもう一踏ん張りしよう、と思える魔法の時間でした。

1作目でお友達含めた3人の物語だったのが、2作目の「きみの隣りで」では、早川さんが結婚をして小学生の男の子が登場します。この子がとっても可愛い!笑 どことなく顔がナマズ(=わたしの旦那)の幼い頃に似ているような…。

早川さんの素敵だな〜と思えるところは、自分の好きや心地いいに囲まれて暮らしているところです。もちろん、森の中でいろんな仕事もしています。仕事を通しても、自分のペースで、早川さんにとっての丁度いい暮らしをしているんですね。

結婚しているから、子どもがいるから、という理由で自分の好きな一人旅を諦めず、毎年海外へと飛び立ちます。それが、子どもの家庭訪問期間であっても、旦那さんと上手く調整して、自分の人生を優先していました。

自分の心地よい暮らしを大切にしているからこそ、旦那さんの、子どもの、お友達の、それぞれの人生も大切に尊重している姿が、早川さんのいいところです。

全て見開き漫画の本なので、サラサラと読みやすい本でした。それでも、ささやかなメッセージをたくさん受け取れる本です。夜寝る前に読むと、心がほっこりしました。

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