「やりたいこと」はひとつではない 〜ひとつの答えを求める癖から脱却する〜
私は人生に対して、
何かひとつの決定的な答えを求める癖がある
このことに初めて気づいたのは
1-2年前のことだと思うが、
初めて気がついてからも、
私はその癖から脱却し切れないでいた
どうしてこんな癖がついたのだろうと考えてみると、
それは人生を通じてひとつの目標に向かって努力をし
結果を成すことが当たり前の人生の在り方とされる
男性性的社会の中で培われたものであるとともに、
自身の中でもそこから脱却するすべく、
何かそれに代わる
決定的なひとつの人生の目的や使命を
長年探し続けてきたためであると思う
その答えとは、
子ども時代に失った言葉での表現をしていくことなのか、
子ども時代に夢見た音楽家になることなのか、
過去の人生の経験を活かしてビジネスをすることなのか、
母のように結婚して子どもを産み 家庭を持つことなのか、
子育をしながらかつて天職と信じた保育士の経験と能力を活かして 子育てのサポートをすることなのか、
はたまた最も本能的な欲望としてある食への関心と拘りを活かして 料理人になることなのか・・・
これらの考えは実際に、
何度も私の中に湧き上がっては消え
その度に私は一喜一憂しなければならなかった
なぜそのようなことが起きていたのか
それは私が「やりたいこと」を
「お金になること」「仕事にできること」
として考えていたからだ
「私のやりたいことはなにか?」
答えはそのいずれのひとつでもなく、
そのすべてが答えなのだ
音楽や料理、文章を通じて、自分だけの表現をしたい
(アーティストとして生きたい)
素敵な男性に出会って、子どもを産み、家庭を築きたい
ビジネスをしてお金を稼ぎたい
そのどれもが私のやりたいことで、
すべては絡み合い、影響し合いながら、
私の人生を創り上げ、成長させ、
豊かなものにしていく
だからどんな些細なことでさえ、
とてもお金になどならない、
やっても無駄にしかならないと思われることでさえ、
ひとつも否定をせずに
自分に楽しみや喜びをもたらすものとして与え、
自分の感性や創造性に光を当てていく
そうして感性や創造性の芽が育ち、
創造主としての本来の自分が輝きを取り戻すとき
お金が循環するようになる
なんだか今更、当たり前のことを言っている
ようでもあるけれど、
ここ数年 女性性の海に溺れていた私が
男性性を再び活性化させることによって
そのふたつを統合させる視点に立てるように
なったからこそ、
実体験として腑に落ち、
整理ができているのだと思う
自己表現や恋愛に対しては、
これまでもやってきたことで、
今後も新しい工夫やチャレンジを加えながら
気ままにやっていけばのだけれど、
ビジネスに関しては、
しっかりとした目的意識をもって、
智恵をよく働かせ、より能動的に、
具体的な行動を起こしていく必要がある
それはこれまでずっと、
「やりたくない」「面倒臭い」
と、燻ってきたことなのだけれど、
男性性の目覚めとともに、
私の中により冷静で凛とした意志が
立ち上がりつつある
昨年ビジネス講座で学んだことももう一度
自分なりにどう実行していくのか
結果を出すことを決して焦らず、
自分のペースを大切にしながら
歩んでいきたいです♫
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