【イエナプラン教育#3】イエナプラン教育の特徴(2)
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ネクスクールのリョウです。
今回も次回に引き続き「イエナプラン教育」についてです。
オンラインサロンもよろしくお願いします♪
Kids Diversity School | 親子で作る新しい社会
私、株式会社ネクスクールの 山口 と申します。特別支援教育をテーマに様々な取り組みを行なってきた私たちですが、これまで本当
www.kds-salon.fants.jp
近年、既存の教育スタイルに当てはまらなく独創的なスタイルとして注目を集めているのが「イエナプラン教育」です。
「イエナプラン教育では、学校を「生と学びの共同体」と呼び、子どもたちがそこで仲間とともに生活しながら社会の一員として市民的行動を練習する場と考えます。共同体は、民主的で人間的な理想の未来社会を先取りするものとして捉え、大人である保護者と教員もそこに参加し学校共同体を構成します。その際、気をつけるべき順序は、子ども〜保護者〜教員であることで、あくまでも子どもたちを中心に、子どもたちの権利の代弁者である保護者がそれを取り巻き、その周りに教育の専門家である教員がいます。
学校共同体では、子どもたちの自治を尊重します。そこでは、学年の違いによる発言権の違いはなく、年齢が小さい子も大きい子も平等に参加します。また、ファミリーグループの中だけではなく、全校規模でのアクティビティや、高学年と低学年の子どもたちの交流が推進されます。
保護者には、自分の子どもだけでなく、学校に通うすべての子どもたちのために、学校活動に積極的に参加してもらいます。」(日本イエナプラン教育協会)
まるで子ども達にとっての「社会」が学校という考えなのでしょう!
「学校における活動は、常に、ペダゴジカル・シチュエーションを作って実施されます。それは、教育学・心理学・脳科学など、人間の発達、子どもの発達に関する最新の科学的研究の成果を常に考慮しながら、子どもたちの発達段階に応じたできるだけ良い環境や企画のもとで活動を行えるようにすることを意味しています。
ペダゴジカル・シチュエーションには大きく二つあり、一つは物理的環境(ハードな側面)、もう一つは人的環境(ソフトな側面)です。前者は、教室の形、設備の配置、学校内のスペースの使い方、校庭のデザインなどに関わり、後者は、グループ構成、時間割の作り方、教職員の役割分担、カリキュラム、特別活動や課外活動の企画などに関わるものです。」(日本イエナプラン教育協会)
さて2回に渡り、イエナプラン教育の特徴を見てきました!
次回はイエナプラン教育の今後の発展について見ていき、最後にしたいと思います。
次回もお楽しみに♪
参考
・「イエナプランの始まりと発展ドイツ~オランダ~日本」『イエナプラン教育とは』日本イエナプラン教育協会 2022年
https://japanjenaplan.org/jenaplan/roots/
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