私にとっての設計とは 新築注文住宅
本日は、本当に暖かい日でしたね。
ちょっと遠くまで買い物に行きましたが、買い物を終え、車に戻ると、車の中は、夏のように暖かかったです。
また、私の住んでいる福島県南相馬市では、今、まさに桜が見ごろを迎えています。
コミュニケーション能力
間取りって、お客様から伺った内容に基づいて、作成しますよね。
これって、当然の事ですね。
でも、お客様は、最初からすべての要望を話すことができているのでしょうか?
絶対にすべて話せている訳ではありませんよね。
だから、住宅設計するうえで、コミュニケーション能力って、非常に大切だと思います。
お客様の要望をすべて聞き出すこと
これがいい設計士の条件の1つではないかと思います。
相性
設計士の中には、得意不得意がありますよね。
お客様の要望と設計士の得意な部分がマッチしていれば、いいですよね。
さらに、性格的な相性も必要だと思います。
こればっかりは、運に任せるしかないと思うのですが、、、
性格的な相性は、設計士にどうにもできない部分が大きいと思います。
私も相性の悪いお客様にあたると、大変でした。
そもそも相性が悪かったりすると、話しにくいとか発生するので、いい家はできないと思います。
設計士側も相性が悪いと、いい仕事ができません。
要望を叶えてくれること
でも、それが難しいと感じています。
お客様の内容をすべて実現すると、異常に大きな家になってしまったり、変な形の英に家になってしまったりします。
そこで、設計士は、お客様から伺った内容を精査して、聴取内容の取り捨て、自分なりにアレンジして、提出します。
変更内容について、丁寧に説明してくれると、お客様も、「この人に任せたい。」と思うのではないでしょうか。
+α
お客様の要望に自分の色を付ける。
これって、お客様からすると、「余計なことをするな」と思っているかもしれませんが、設計士からすると、特に私は、何か付け加えたくなるものです。
それがお客様の要望になくとも、お客様の聴取内容から読み取り、お客様に採用していただくことが喜びになります。
お客様って、よくも悪くも、見える部分の要望が多いですよね。
でも、私は、家の性能を上げたいんですよ。
絶対に過ごしやすいから。
これって、設計士のエゴですかね!?
性能と言っても、目に見える機械類(エアコンとか)ではなく、24時間換気システムや断熱材など、お客様は、触れてこないので、重視しようとも思いませんよね。
これについても、しっかりとお客様に説明して、ご納得いただきたいです。もう一度言います。
絶対に過ごしやすいから。
そもそも、住宅の性能を上げると、どんないいことがあるのか。
一番は、電気代が安くなります。
熱が逃げにくければ、温めた熱や冷やした熱が外に逃げにくく、逃がさないことで、エアコンの設定温度が高くても十分に快適な温度になるはずです。
昨今、戦争やコロナの影響で、物価高騰しており、電気代も爆上がりです。
建築時に、多少、高くなってしまったとしても、それを何年でペイできますか?
家は、何年住みますか?
100万円くらいの差であれば、確実に将来、住み始めてからの電気代が省エネ住宅を一般住宅を比べたときに、逆転すると思います。
でも、その100万円を捻出することが大変ですが。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
私の設計に対する思いを、簡単に語らせていただきました。
RIOアーキ南相馬