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浮いた世界と煙草-vividbird「Lighter」についての妄想
一 はじめに
vividbird「Lighter」は2024年4月20日に開催されたファーストワンマンライブViViにて披露され、後10月23日に配信リリースされた曲である。
三橋真子(さん)は本曲について、ワンマンライブを振り返る自身のnoteで次のように述べている。
また、配信リリース直後のInstagramのストーリーでは、Twitter(現X)のALT欄に掲載する予定だったとしなが
「人間の成分」ってなにかわかる?
『人間の成分』はアイドルグループvividbirdの5つ目のオリジナル曲で、2023.7.15のライブにて初披露された後、同年10.25に各種サブスクより配信が開始された。シリアスでもありポップでもある本曲は、メンバーさんそれぞれの個性由来の良さひいてはパフォーマンスの強みを感じることが出来るような大変良曲である。
本曲の良さはライブで観るとさらなり。
参考映像をもとに、各メンバーの良さがと
音楽に住む(6/23 Creepy Nuts ONE MAN TOUR 2024 at横浜アリーナ)
これ以上Creepy Nutsに触れて関わったり、あるいはライブの感想として感情を思考を綴ることは、君にとっての大事な領域に土足で踏み込むことになるかもしれない。かもしれないじゃないね、きっとなる。それでも、それでも、こんなライブを観て、観るだけじゃなく言葉通りに参加してしまったら、僕はもう戻れない。見つけてしまったかもしれない、帰るべきライブを。Creepy Nutsを教えてくれてありがとう。
途上(振り返りとして)
去年末の心境を思い返すと、今でも、すこしだけ感傷的になる。
当時、なにもかも、全てが終わる気がして、終わった気がして、その先に流れる時間に楽しみも可能性もなにもかもを見出せずにいた。
2023年なんてこなければ良いと思ってた。
永遠に2022年のまま、それも具体的に言えば2022年の12月28日以前のまま、全てを保存したまま、なにもかもを。
2023年の1月なんか来なければいいと、結構、本気で、真
あをによし 奈良の都は 咲く花の
におふがごとく みはしまこなり
訳)みはしさんが奈良に行ってくれて嬉しい。僕もまた行きたい。そうだ、今度の奈良行きをより楽しむために三橋真子さんの奈良聖地巡礼マップを作ろう。これを「たびのしおり」としてオタクみんなで修学旅行をしよう。みはしさんのにおひを追い、足跡をたどろう。
そうやって出来た轍に花が咲くだろう。
菫色の花が。
という風情が詠みこまれた歌。
よみ人しらず。
【般若寺】
正直
春が2階から落ちてこなければ
語るべき出来事そのものがなければ物語は始まることも終わることもない。感情が動かされることもない。
春も夏も秋も冬も、何も落ちてこなければ良い。
春。出会いと別れの季節。
どちらかと言えば春の喜びの側面を享受してきたこれまでだった。
梅も桜も咲くし気温は暖かいし睡眠の質も良くなる。
人見知りのくせに新たな人間関係をほぼほぼ無の状況から構築していく過程が好きだし、何より気の合う人間や尊敬すべき人間と