
魔境
座禅で
魔境に入るということが言われる
魔境とは
対象を知覚できない状態で
思い込み(思考)で進んでしまうこと
自身の思い込み(条件縛り)に
囚われてしまうこと
そうなってしまうと
自身の思い込みに囚われ
外を見なくなるため
なかなか外に出てこれなくなる
自身(自我)で
思い込んでいる(条件で縛っている)
ことが原因であるが
自身でそのことに気づかない限り
解くことが難しくなる
よって
魔境に入らないようにしておくことは重要
思い込みかどうか
常に確認する仕組みをつくる
例えば
座禅や居合など一人で行うものは
それを外から見ている人(先生)が必要となる
合気道の稽古では
常に相手をおくこと
未知の事を行う場合
都度
現実と結んでおく(命綱を張っておく)
すでに魔境に入っていないだろうか
自身の行動パターンをよく観察する必要がある
心より先に
思考が働いて動いているとき
往々にして
すでに魔境に入ってしまっている