ちょっと今から仕事やめてくる
「人生って、それほど悪いもんじゃないぞ。」
北川恵海さんの小説、「ちょっと今から仕事やめてくる」読了。
もしもこのnoteを読んでくれた人がいて、この小説を読んだことがない人がいたらネタバレかもなので注意です。
*あらすじ*
仕事が上手くいかず人生に落胆し線路に吸い込まれてしまいそうになっていた隆。その腕を引き彼を救ったのは小学生時代の同級生だと言うヤマモトと名乗る男。彼との出会いで隆はどう変わって行くのか--。
人に上手くあらすじを伝えようとしたことがないから、的外れな文章になってると思うけど気にしない。
自分のための備忘録的な気持ちで書いてるから。
私自身仕事について悩んで、線路に吸い込まれそうになったことや車通りの多い道路に飛び出したい衝動に駆られた経験があるから主人公である隆に感情移入をしてしまった。
人を信用することが出来ないのに、人を不用意に信じてしまう。矛盾してるけど、そうなってしまう。
最初、ヤマモトが現れた時詐欺師とか、未来から来た自分?とか、イマジナリーフレンドとか思ったけど全然違った。
隆を自分の双子の兄弟の二の舞にならないよう、寄り添いアドバイスをくれた人。
ヤマモトのおかげで、自分の思いをちゃんと伝えて会社を辞めることができて本当に良かった。自分の手柄を汚い手で横取りする先輩からも口汚く罵ってくる上司からも決別できて、本当に本当に良かった。
なんかもう何書けばいいのかわかんなくなったから、これで終わり。とても面白かったです以上。
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