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バカにしてくる人が手に負えない時に読むエッセイ(後編)
攻撃する相手の立場になって分析してみる。
いつも誰かを攻撃して話題の中心になってきた。
もし攻撃する対象がその場にいなかったら、その人はどうなるだろうか。
新しい攻撃対象を物色して彷徨うか、その場から逃避する。
本音で語り合うなんてできない、やったとしても薄っぺらい。
違う意味で自分から逃げている。
いつも誰かを攻撃してマウントを取ってきた。
裏を返せば真っ向勝負をする度胸がない。
相手のことを重んじながら自論を語る精神的機能を持たない。
そんなことができるように鍛錬を積むこともしてこなかった。
でも周りの人より優位な立場には立っていたい。
こんな人も違う意味で自分から逃げている。
バカにされることは確かに辛い。
でもこうは思えないだろうか。
バカにされたことは、周りの誰も数時間すら覚えていない。
バカにする相手は、あなたを踏み台にして必死で居場所を確保しようとしている。
忘れられることが嫌だから何度も何度も攻撃してくる。
それなら居場所を作ってやればいい。
相手がバカにしてきたら、"その通りっ!"って言ってやる。
マウントを取ろうとしてきたら、"君は凄いっ!"って言ってやる。
きっと居場所を作ってもらってご満悦になる。
ただし一つだけリスクがある。
人を攻撃して自分が浮かばれようとする人だから、人に感謝するような精神的機能はない。
だからあなたに感謝するようなことは言わない。
それだけは覚えておいて。
でもそんな人に感謝してもらいたくもないよね。
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