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石田三成と話しをしてみたい(前編)
石田三成の人物像についてはドラマでいろいろな描かれ方をしている。
ご存知の通り、関ヶ原の合戦で敗戦し、徳川家康に処刑された戦国時代の武将だ。
あるドラマでは以下のような人物として描かれていた。このドラマを便宜上、ドラマAとする。
・性格が悪い。
・平気で人をおとしめる。
・仲間から嫌われていた。
・身の程をわきまえずに家康に挑んで、敗戦は当然の結果だった。
・処刑される前に生き恥をさらす。
またあるドラマでは以下のような人物として描かれていた。このドラマを便宜上、ドラマBとする。
・知性豊かで、策略家。
・頭が良すぎて生まれる時代が早過ぎた。
・敗戦は味方の裏切りによるもので、悲劇的な結末だった。
・味方の裏切りがなければ、関ヶ原で勝利していたかもしれない。
ドラマによっては真逆な人格として描かれている。
ドラマのストーリーとして、面白くするための脚色なのだろうが、ぼくは本当のことを知りたい。
関ヶ原で勝利した徳川家康にしても、明智光秀にしても、大石内蔵助にしても、ドラマによって描かれる人物像が全く違う。
どうすれば真相を知ることができるのだろうか。
タイムマシンで時間をさか上るしかないのだろうか。
もしタイムマシンがあるなら、石田三成にぜひ会ってみたい。
天下分け目の戦いに挑もうとした人物が、仲間たちに裏切られるような人望のない人だったのだろうか。
ぼくもそれほど人生経験が豊富なわけではないが、命を狙われるほど嫌われた人を見たことがない。
一体何をしたらそんなに嫌われるのだろうか。
それとも嫌われたことが誇張されて語り継がれてきたのだろうか。
<後編へつづく>
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