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心が折れたときに読むエッセイ

心が折れる、叶えたい夢が潰えた時、人はもう前に進めない。
そんな時に、諦めるな、立ち止まってないで頑張るんだって言われても、何も耳に入ってこない。

今までやってきた頑張りが報われなかったら、その頑張りは無に等しくなるんだろうか。
きっとそうなんだろうな。

世の中は何もかもが結果だけが評価される。
"よく頑張りました"なんて評価のしようがない。頑張ることに基準はないからだ。

人の何倍も頑張ったって言われた方は、その判断のしようがない。
だから結果だ、そんなに頑張ったのなら結果を持ってこいとしか言いようがない。

ただし自分で自負するその頑張りは、本当に人の何倍も頑張ったと言い切れるのか。
ただの自己満足になっていないか。

じゃ、頑張ったことが報われることは一切ないのか。
答えはその通りだ。
結果が伴わない頑張りなど、第三者にすれば言い訳にしか聞こえない。

心が折れている時に、一時の美辞麗句など耳に入ってはこない。
それは人間なんだから仕方がない。

問題なのはもう一度立ち上がることができか、できないかだ。

立ち上がれないならそこまでだ。
頑張ったことは闇に葬られる。

たとえ時間を置いてでも、もう一度立ち上がれるなら、報われなかった頑張りは、最強のサポーターになる。

もっと、もっとだ、もっと上に行けっ!
もっと、もっとだ、もっとやれるっ!
うっとおしいくらい背中を押してくる。

どっちを選ぶ?
そりゃ、当然、もう一度戦う方だよな。

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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。